一方、映画で新境地を切り開いたのが女優の黒木華(26)。10月14日公開の「永い言い訳」(アスミック・エース)で見せた初濡れ場を最速キャッチした。
物語は、売れっ子作家の本木雅弘(50)が20年連れ添った妻(深津絵里)をバス事故で亡くす場面から始まる。事故当夜、妻を送り出した直後に夫婦のベッドに招き入れるのが担当編集者の黒木だ。いきなりベッドの中で抱き合う2人。正常位の姿勢で上から覆いかぶさった本木が力任せに腰を振ると、「ハァハァー」と黒木がくぐもったアエギ声を漏らす。淫らで激しいセックスから、2人が愛人関係であることがわかる。
妻の葬儀が済み一段落したところで、黒木が本木の家を訪ねると、妻の不幸のあった晩に不貞を働いた共犯者2人は、たまらず再び体を重ね合う。
強引にソファに押し倒された黒木は、あおむけのまま脚を広げて本木を正常位で受け入れる。スカートをまくり上げられ、生脚に脱ぎかけのパンティを絡みつかせた黒木の誘いに、本木はパンパンと音を立てて激しく腰を打ちつけるのだ。映画評論家の秋本鉄次氏がこの初濡れ場を歓迎する。
「これまでは『小さいおうち』(松竹)など、かっぽう着の似合う清純な役のイメージが付いていましたが、みごとな体当たり演技です。服を着たままの濡れ場ではありましたが、服の上からでも有り余るほど隆起した横乳が見てとれました。着痩せするが、隠れ巨乳タイプと見ました」
最後は、久々に四十路エロスを見せてくれた常盤貴子(44)だ。9月10日公開の「だれかの木琴」(キノフィルムズ)は、常盤演じる普通の主婦が、どこか満たされない気持ちを若い美容師へのストーカー行為で晴らしていく官能サスペンス。
8月20日の「めざましどようび」(フジテレビ系)では、夫役の勝村政信(53)との濡れ場が生放送で紹介された。
ベッドの上に寝転がった常盤の胸当てエプロンを夫がまくり上げる。ニット服をこんもりと隆起させたオッパイが、グニャッと変形するほどワシづかみにされるのだ。
「実はこの“胸モミシーン”は何度も撮り直しされたものの一つで、未公開シーンとなっています。実際に本編でお披露目されたのは、胸をなでる程度のソフトなバージョン。妄想の中という設定ですが、夫と若い男との3Pシーンにも挑んで、四十路になっても衰えない肉感ボディを見せつけています」(映画関係者)
常盤のハードな官能映像がお蔵入りとはもったいないが、性欲深まる秋のホンバンはまだまだこれから。完熟エロスに期待しよう。