今年4月に発売されたアルバム「METAL RESISTANCE」がアメリカの業界誌、ビルボード誌の総合アルバムチャートで39位にランクイン。坂本九以来となる史上2組目のTOP40入りする快挙を達成するなど、ワールドワイドな活躍が日本中に知れ渡ったBABYMETALが9月19日と20日、自身初の東京ドームでのワンマンライブを開催した。
同公演は4月のイギリス公演からスタートした「BABYMETAL WORLD TOUR 2016」のファイナルで、チケットは2日間ともソールドアウト。メンバーたちは両日合わせて約11万人の大観衆に見守られ、ドームの中心にそびえ立つセンターステージでパワフルなパフォーマンスを披露した。
BABYMETALにとっては間違いなく今回のライブが国内では最大規模のイベントとなったわけだが、その大観衆の中にはメンバーに深い関係にある人気アイドルグループのメンバーも来ていたという報告がある。
「SU-METAL名義で活動しているボーカルの中元すず香の姉で、乃木坂46の中元日芽香が来場していました。日芽香はファン向けに配信するモバイルメールで東京ドームに足を運んだことを報告。乃木坂も未だ経験していない東京ドームのステージで躍動する妹の姿は、当然姉にとっても刺激になったようで『パワーをもらえた』と満足気味に伝えていました」(アイドル誌記者)
この日、日芽香の報告を受けたファンやネット上でこの情報を耳にしたベビメタファンからは、「妹の勇姿を見られてよかった」「ライバルだから無視するのかと思ってたけど、さすが姉妹」「ひめたんも負けてられないね」など、エールも上がっていた。
「小学生時代には姉妹そろって広島アクターズスクールのオーディションを受けるも、妹のすず香のみが合格。しかし、妹には負けたくない一心で日芽香もその半年後に再度オーディションを受け合格。常に妹にライバル心を抱いてきたようです。握手会ではベビメタの話題はNGという暗黙の了解があるようですが、それもお互いがライバルだから。日芽香自身は『乃木坂はもっと汗をかいて全力でぶつかるべき』と進言するなど向上心が強い。彼女にとって、次の目標は東京ドームかもしれませんね」(前出・アイドル誌記者)
姉妹そろってアイドル界のトップを突っ走るのは、やはり凄いとしか言いようがない。
(石田安竹)