リーダーの川谷絵音が未成年者との飲酒を行っていたことを理由に、現ツアー終了後に活動自粛に入る「ゲスの極み乙女。」。自粛の期間は明らかにされていないが、少なくとも無期限自粛になることはないとの見方もあるという。その理由について週刊誌の記者が解説する。
「未成年者との飲酒について、川谷自身が何らかの罪に問われる可能性はゼロなんです。『未成年者飲酒禁止法』では、親権者や監督者に対して未成年者の飲酒を制止する義務を定めていますが、一緒に酒を飲んだだけの者は対象外。たとえ川谷自身がその未成年者をバーに誘ったとしても、同法律を根拠に罰せられることはありません。このように川谷は法的な問題を抱えていないのですから、無期限謹慎の必要があるとは言えないでしょうね」
もちろん法的な問題がないからといって、川谷の責任までゼロになるわけではない。謹慎が解けても、テレビ番組などメディアへの出演に関しては、世間からのバッシングが集まることは確実だろう。だがゲス極にとってさほどの影響はないというのだ。音楽ライターが指摘する。
「テレビには出ない方針のアーティストは珍しくありませんし、ゲス極はもともとライブに定評のあるバンド。年末のカウントダウンライブはさすがに自粛となるでしょうが、来年の夏フェスまでに活動を再開できれば、バンドとしてはほとんど痛手を受けないことになりそうです」
夏フェスの出演アーティスト発表は1月に始まり、7月ごろにかけて段階的に告知されるのが通例。そうなると12月3日のライブを最後に活動自粛するゲス極は、半年程度で復活する可能性が高そうだ。
(金田麻有)