オリエンタルラジオを中心に結成されたユニット「RADIO FISH」が10月12日にセカンドアルバムを発売。その記念イベントにてメンバーの中田敦彦は「年末は紅白歌合戦に出るぞ!」と宣言した。さらに当面のライバルとしてピコ太郎の名前をあげ、「ポッと出の新人だと思うんですけど」と敵がい心をむき出しにした。しかし実績面でRADIO FISHは、ピコ太郎の足元にも及ばないというのだ。音楽ライターが解説する。
「ピコ太郎の楽曲『ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)』が、10月6日付のYouTube週間音楽ランキングで世界1位に輝いたのです。一方でRADIO FISHはこれまで一度もベスト100にランクインしたことがなく、実績の差は明らか。さらに言えば、彼らの代表曲である『PERFECT HUMAN』は、韓国人アーティストPSYの『江南スタイル』をパクったと言われてますが、その江南スタイルは今でも世界12位にランクイン。つまりパクリ元にも遠く及ばないのが現実です」
そんな格差を知ってか、中田は新人呼ばわりしたはずのピコ太郎にちゃっかり便乗しようとしていたのである。音楽ライターが続ける。
「発売記念イベントで中田は、『セカンドアルバムにはPPAPが入っています』と語ってネタにする始末。さらに記者会見では『切磋琢磨して音楽界盛り上げたい』とか、『ピコ太郎さんとはバチバチに争って紅白いただきたい』などと、何度もピコ太郎の名前を出しては積極的に乗っかろうという姿勢を見せていました。節操のなさもここまでくると潔いほどですね」
もっとも、その年に流行った現象を取り入れることが多い紅白歌合戦ゆえ、RADIO FISHとピコ太郎がスペシャルコーナーで共演する可能性に期待しているファンも多そうだ。
(金田麻有)