アジーリア・バンクスは俳優のラッセル・クロウとひと悶着あったとされる件においてRZAが擁護しなかったことに腹を立てているようだ。
ラッセル主催のパーティーにRZAがアジーリアを連れていったにも関わらず擁護しなかったことに不満を抱いたアジーリアは、RZAのレーベルとレコード契約を結ばないことに決め、RZAとは友人としての縁も切ったのだとTMZは報じている。複数の関係者が同ゴシップサイトに話したところによれば、アジーリアはRZAのレーベルから新譜を出すために交渉を3週間続けていたところだったが、裏切られたと感じてその決断に至ったようだ。
RZAに近い関係者たちはアジーリアがデタラメを言っているだけで、この件に関してアジーリアこそが責められるべき立場にあると話している。
アジーリアはラッセルが自身の首を絞め、唾をかけた後、自身を追い出したと主張しており、警察へも正式に被害届を出したとみられている。
アジーリアはこの一件について「ラッセルは差別主義者で女嫌いの豚よ」「これは私にとっての汚点よ。女性として本当に傷ついたし、手荒く誤った形で対応されたって感じるし、私が汚れたものみたいに感じるわ。本当に落ち込んでるの」とラッセルに対して激しい批判の目を向けていると共に傷ついた気持ちを吐露している。
また、アジーリアは問題のそのひと悶着が起こる前はラッセルとは良い雰囲気だったとし、「ラッセルはテーブルでムーンシャインを飲んで、そこからウイスキー。混ぜて飲んでた」「ムーンシャイン、ウイスキー、ウォッカ、煙草、ハッパ。わかるわよね」「ラッセルと私は隣同士になって、ラッセルは私に話して、私は彼に話していて、2人とも良い雰囲気になり始めたのよね。彼の膝が私の膝の上にのって、彼は私の足を触ってた。私の曲を彼に聞かせてたら、彼は私の曲『ザ・ビッグ・ビッグ・ビート』を歌ったの」「彼は『この曲が好きだ。君は美しいし素晴らしい』って感じだったわよ」と説明した。
しかし、その後ラッセルの女友達が割り込んできて、自分がラッセルから愛されていることをアピール。そのことでアジーリアがラッセルをからかうと雰囲気が一変したようで、「ラッセルは急変した感じだったわ。彼は『君は若くて、君のキャリアの中で何も成し遂げてない。だから、君は自分が何を言っているかわからないんだ』って言ったの」と話す。他にもアジーリアはラッセルから黒人差別的な発言を受け、首を絞められた後、部屋から追い出されて唾までかけられたと主張している。
ラッセルは人種差別的、暴力的、間違った振る舞いはしていないと真っ向からアジーリアの主張を否定しており、アジーリアのほうが暴力的になり、招待客を「刺す」と脅したとしている。