9月26日の後楽園ホール、10月9日の博多スターレーン、10日の海響メッセ下関と、大仁田が出場した3つの興行の観戦に訪れていたのが、スレンダーな黒髪ロングヘアのE子さん。福岡・博多を拠点に、財界人やタレントなどのセレブを顧客に持つ占い師である。
1年ほど前に東京に進出し、現在は東京と福岡を往来する生活を続けている彼女も、大仁田との愛人関係が指摘されている。
「大仁田の誘いで東京に進出したE子ですが、大仁田の九州滞在時には心身ともにケアするのが彼女の役目です。ただ『大仁田にだまされている』と怒っている彼女の親類もいるといいます」(地元の事情通)
東京・品川区にあるオフィス兼自宅にいたE子さんを直撃した。
「私と大仁田さんが愛人関係にある? そんなことを前にも言われたことがあるんですよ。ビジネス誌の対談で知り合ってからのつきあいですが、男女の関係ではありませんよ。彼ってリング上で熱弁を振るうけど、そのほとんどが意味不明だったりするでしょう。そういうミステリアスなところに引かれて、応援しているだけですよ」
そう煙に巻くが、大仁田の愛人はE子さんで終わらない。経営者は、地方興行時に知り合った格闘技ファン・F子さんとの関係を暴露する。
「試合終了後、会場内の喫煙所にいたF子に対して、『俺、格好よかっただろう? おい、ちょっと来いよ!』と、半ば強引にトイレに連れて行き、口での奉仕を強要したんです。その間、外の駐車場では大仁田さんに送迎を頼まれていたE子がずっと待機していましたからね。F子はそのあともしばらくは大仁田さんを追いかけていた」
さらに、朝の情報バラエティ番組に出演経験がある、東京・目黒在住のG子ともただならぬ関係にあると、複数の証言を得た。
ところで、大仁田はこうした女性たちから資金援助を受けていたともいう。
「『金をくれ』とは言わないんだよ。でも、困った様子を見せるの。その時に転がり込んでいる女性に生活の面倒を見てもらうばかりか、興行経費の不足分を支払わせたことまであったみたい。ただ、試合後に取っ払いのファイトマネーが出ると、みんなが見てる前でそれを女性にそのまま渡すんだ。心をつかむのがうまいよな。よく自分で『リング上でカリスマじゃなくなったら、俺はただのヒモだぞ!』なんて言ってるもん」(大仁田をよく知るレスラー)
第一愛人のA子さんをはじめ、合鍵愛のB子さん、献身的なC子さん‥‥。今回の取材を通じて少なくとも7人の愛人の存在が浮上した。
「社会で成功している肩書のある女性が好みみたいで、必ず相手を『先生』って呼ぶんだよな」(前出・レスラー)
今年2月に後楽園ホールで行われた興行では、そんな“先生”たちが集結し、一発触発の危機があった。
「みんなにチケットを売らせてたって話。彼女らがそろったロビーにはバチバチの火花が飛び散っていた。事情を知っている現場スタッフは、大仁田さんがリングに上がる前に電流爆破以上の爆発が起きるのではとハラハラ、ドキドキだったよ」(前出・レスラー)