59歳になっても多くの女性たちをトリコにする、口説きのテクニックは気になるところである。所属事務所を通じて、大仁田にコメントを求めると、担当者はこう返答した。
「大仁田は独身なんだし、交際している女性が何人いたとしても別に問題ないでしょう。プロレスの世界ではよくあること。(週刊アサヒ芸能9月29日号で報じた)5000万円の借金の記事も当事者の問題でよけいなお世話。おたくのような三流雑誌に対して、本人がコメントすることは何もありませんよ。よく勉強して、もっとまともな記事を書いてくださいよ!」
一方的にまくしたてられたが、“7股愛人”の事実に対する反論はなかった。
さらには、第一愛人とされるA子さんのカウンセリングルームを訪ねた。
──10月21日の試合後、大仁田さんが運転する車の助手席にA子さんが乗って会場をあとにするところを目撃しましたが。
「そうでしたっけ? 当日はチケット販売の手伝いをしていました。大仁田さんから依頼されて、Tシャツのデザインや販売、現場のマネージメントも任されていますので‥‥」
──おふたりは愛人関係にありますよね?
「私からは何も申し上げることはございません」
──A子さんの他にも複数の愛人がいることはご存じでしょうか?
「そんなのはデタラメです。借金の記事を書いたのもあなたですか? そんなウソばかりの記事を書いて、楽しいですか?」
──愛人問題も多額の借金の踏み倒しについても事実と異なるというのなら、どこがどう違うのかをきちんと反論していただけませんか?
「もう話すことは何もないので、お引き取りいただいてもよろしいでしょうか」
その後、A子さんはただ口を閉ざすのみだった。
すでに愛人関係を清算しているB子さんは言う。
「仕事も大事なので、大仁田さんに人生の全てをささげることはできない。このままつきあっていても先が見えないので、私のほうから離れる決心をしたのです。関係が関係だったので、特に別れ話はしていません」
さらにB子さんは、大仁田に伝え忘れていたこんな決別のメッセージを送るのだ。
「大仁田さんに対しては、恨みも未練もありません。大仁田さんは離婚してから今日まで、たくさんの愛人に囲まれる生活スタイルでやってこられたのでしょうけど、来年は還暦にもなられるので、お相手のことも考えて、もうそろそろ1人にしぼったほうがよろしいかと‥‥」
これまで何度も「引退⇒復帰」が許されてきた大仁田だが、女性の爆発はリングより怖いかもしれない。