年内いっぱいで解散するSMAPメンバー5人の中で唯一の“勝ち組”と思われたキムタクが、実は危うい立場に置かれているという。
「他の4人と元チーフマネージャーを切り捨て、事務所にすり寄っていることが流布されてから大幅にイメージダウンしていますね。石原軍団の炊き出しに参加するなど過度なイメージアップを図りましたが、かえって逆効果でした」(女性誌記者)
とはいえ、めったやたらな事務所のバックアップで仕事は順調に見える。来年1月にはTBS系で初の医師役に挑む主演ドラマ「零に挑む(仮)」がスタート。GWの4月29日からは、不死身の剣士を演じる主演映画「無限の住人」(ワーナー・ブラザース)が公開される。その先も、10月クールのフジテレビの月9ドラマで主演が決定しているという情報まであるほどだ。
「事務所は、キムタクにバンバン仕事を入れ、ソロ活動を盛んに行うことで、早くSMAPのイメージを払拭しようと躍起なんです。他の4人と差をつけるためにも、売り出し中のタレント並みに、これまであまり出演しなかったバラエティやトーク番組にも積極的に出演することになるでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)
が、イメージアップどころか、ここに来て深刻なスポンサー離れが進んでいるというのである。
「『台湾観光局』は10月に契約更新を迎えたが、更新されず、長年出演してきた『タマホーム』も別のタレントが出演するCMに切り替えられている。まだ契約をしている企業もありますが、世間の反応を見た企業側がキムタク出演のCMを流すのを自粛しているといいます。ソロになったとしても、今後、新規のCM契約が増えるとは思えず、SMAP時代ほど稼ぐのは難しそう。あらためてSMAPという看板の重さに気づかされることになりそうです」(広告代理店関係者)
「SMAPの命運を決めてしまった裏切り」の代償はあまりにも大きすぎたようだ。