何かひと言ぐらい欲しかった気持ちもわかるが‥‥。
9月9日、SMAPがデビュー25周年を迎えた。すでに解散が決まっている状態とはいえ、全国のCDショップでは25周年を祝福する特別なコーナーが設置されたり、25年前にデビューイベントを行った埼玉・西武ゆうえんちには多くのファンが集結するなど、国民的グループのアニバーサリーは盛り上がったようだ。
その記念日は、木村拓哉がパーソナリティを務めるラジオ番組「木村拓哉のWhat’s UP SMAP」の放送日。それだけにファンも木村から25周年記念についての言及を期待していたのだが‥‥。
「木村は先月29日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で11年ぶりに出演した平井堅との共演について語るのみ。25周年についてもグループについても話すことはありませんでした。いくらこういう状況とはいえ、CDを買ったり思い出の地に巡礼するファンも多いわけですから、ひと言もないというのは意外でした」(女性誌記者)
ネット上では「かなり失望しました」「やっぱりキムタクは裏切り者なの?」といった批判の声や「解散させてくれないファンが鬱陶しいんだよ」「木村の心が完全にSMAPから離れている証拠。むしろ期待を持たせないだけ親切」など、ファンのしつこさが悪いと批判する声もあり、賛否が分かれている。
実際、ファンがツイッターで呼びかけるなどして、代表曲「世界に一つだけの花」の累計出荷枚数が先日300万枚に達しトリプルミリオン認定されるなど、外野はますます騒ぐばかり。しかし、こうした“勝手な現象”を「解散商法」など揶揄されているのも事実。今回の25周年記念もメンバーがスルーしていることを、ファンはもう少し冷静に受け止める必要があるかもしれない。
(本多ヒロシ)