11月27日の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、松本人志をはじめとする出演者たちが乙武洋匡氏の自宅を訪れ、近況を聞くというコーナーが設けられた。
乙武氏は今年春、不貞報道の後に5人もの女性と関係があったことを告白し、当初は乙武氏をかばっていた妻とも9月に離婚、メディアからも姿を消していた。
現在、大学院で勉強中という乙武氏は、近況や離婚の理由などを赤裸々に語ったが、離婚後も記者が張っており、子供たちとはまったく会えていない状況だという。
「奥様は不貞を容認していたのでそれは問題ではなく、“乙武洋匡の妻”という重い立場から離れたがり、騒動から子供たちを守るために離婚に至ったとのこと。この離婚の理由には、何かとりつくろった印象も受けました。ただ、かなり反省しているように見えましたし、松本さんら出演者とのやりとりはとても温かいものでした」(女性週刊誌ライター)
松本は「甘いと言われるかもしれないが、乙武さんは必要な人だし復活してほしいと思っている」と語り、乙武氏は涙を浮かべながら「必要だと言っていただいてありがたいです。これからは『ゲスの極み乙武』として頑張ります」と照れ隠しなのか、とぼけて見せるシーンもあった。
賛否はあるがハンデキャップのある乙武氏が活躍する姿に元気づけられた人たちは確実にいる。松本のすすめで3月から休止していたツイッターも放送日から復活させた乙武氏。同番組出演を機に、メディアで見ることも増えていきそうだ。
(笠原和美)