街で見かけたプライベート時間の芸能人を無許可で撮影する一般人が急増し、芸能人たちも頭を悩ませている。特に彼らが最も困っているのが、自分の子どもたちにちょっかいを出されることだ。
2児の父であるハライチの澤部佑は、11月23日放送のバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)で街中での隠し撮りの話題になると、「子どもを連れてると子どものほうに来ちゃうんですよ。オバサンとか‥‥」と、子どもを隠し撮りされる被害に遭うことが多いと説明。かつて、街中で子どもをベビーカーに乗せ、日傘部分のフードを下ろして歩いていたところ、フードのわずかな隙間に下から携帯を差し込んでまで子どもの写真を撮影してきたオバサンがいた、という体験談にはスタジオもザワめいた。
「小栗旬や鈴木紗理奈も自分が隠し撮りされるのはまだ許せるが、子どもといる時に隠し撮りされることは許せないと発言していました。子どもを持つ有名人が、子どもと一緒にいる時ぐらいは無視してほしいという気持ちは当たり前。例えば小栗の場合は、地元のスーパーで買い物中に、『めちゃイケ』メンバーに直撃されたことがありました。店舗バレを防ぐため、『(買い物は)いつもここだったけど、もう来ない』と宣言しましたが、子どもの顔バレや普段訪れる地域が特定されるのは、過激なファンの餌食になりかねませんからね」(エンタメ誌記者)
過去には、きゃりーぱみゅぱみゅが「渋谷できゃりーに声をかけたのに塩対応だった」という一般女性のツイートに対し、「こういう人には塩対応だよ。写真も断ったのにさ」と投稿。その一般女性が炎上する事態にもなった。
ネットを利用して稼いでいる芸能人も多いだけに、一般人ばかりを悪者にするのも気の毒だが、何でも筒抜けの時代だけに一般人が良識を持つことがトラブルを防ぐ第一条件であることは間違いない。
(本多ヒロシ)