11月30日、松本人志による芸人たちの笑わせあいバトル「HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル」が、Amazonプライムビデオで公開され、ファンの間で大きな注目を集めているという。
「10人の芸人それぞれが自腹で100万円を持ち寄り、個室に集合。お互いが笑わせ合い、最後まで笑わなかった者が賞金1000万円を獲得するという内容です。参加者には、ゴールデンでレギュラーを持つ宮川大輔から、そこまで売れっ子でない『とろサーモン』の久保田和靖など、100万円の重みが違う様々な芸人が入り乱れ、独自の笑いを展開。『笑ってはいけない』(日本テレビ系)シリーズとは違い、笑ったら退場というルールが極限の緊張感を生んでいるため、視聴者から絶賛されています」(テレビ誌記者)
視聴した人たちからは「『笑ってはいけない』を超えた」「(松本は)映画ではなくコレを作るべきだった」「久々に本気で笑った」と絶賛の声が飛び交い、近年の「笑ってはいけない」や「すべらない話」(フジテレビ系)にマンネリを感じていたお笑いファンほど、番組に夢中になっているようだ。
だが今後、有料配信ならではの制限なき自由な表現を行うことで、賛否両論となる可能性があるという。
「『ドキュメンタル』は、観たい人だけが観ればいいという有料配信のため、過激な発言、芸人への暴力、喫煙、飲酒など放送コードギリギリの描写が続々と飛び出します。それだけに早くも第2回では、その過激さや荒削りなルールも含め、ついていけないという視聴者も出ている。さらに次回は、芸人が下半身を丸出しにして刺激するという、まさに地上波では絶対不可能なシーンが予告で発表されており、ますます賛否を巻き起こしそうです」(前出・テレビ誌記者)
「ドキュメンタル」に対し、「テレビでは視聴率は取れない、伝わらないだろう」と語る松本。はたして、彼が用意した新たな笑いの戦場に、どれだけの視聴者がついてくることができるだろうか。
(森嶋時生)