JR東日本千葉支社が新小岩駅にホームドアを設置する工事をスタートさせると1月27日に発表した。
新小岩駅には総武緩行線上下線が走るホームと、総武快速線上下線が走るホームの2つがあるが、発表によるとまずは総武快速線ホームにドアを設置。2月から工事にとりかかる。この発表に鉄オタとオカルトマニアの両方が、注視しているという。
「JR新小岩駅は、電車への飛び込みが頻発することで知られています。有名になったのは2011年、新小岩駅を通過中の成田エクスプレスに女性が飛び込み、跳ね飛ばされてホームの売店に突入した事件です。店内にいた客が大ケガを負い、問題視されました。これ以降、新小岩駅では飛び込み事件が相次いでいます」(鉄道ライター)
心を落ち着かせる効果があるというブルーライトを設置したり、モニターで癒やしの映像を流すなどの対策を駅側は行ってきたが、根本的な解決には至っていないのが現状だ。
「そもそもなぜ飛び込み事件が多発するのかという点ですが、鉄道ファンの間では『成田エクスプレスなどの特急列車が最高速に近い速さで駅を通過するため、確実に自死したい人たちをひきつけている』とされています。一方、オカルトマニアには『地縛霊が呼んでいる』とする人もいます。いずれにせよホームドアの設置によって事件の数が減るのか、それとも変わらないのか。気になりますね」(週刊誌記者)
JR千葉支社によると設置が完了するのは2018年度内。その時がきたら新小岩駅が安心して利用できると信じたい。