お笑いコンビのピースが1月30日、映画「ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち」のスペシャルイベントに出席。4月からコンビ活動を休止し、単独で米留学する綾部祐二が、同映画のティム・バートン監督に出演を直訴した。
「綾部らは2年3カ月前、同監督の大ファンであることが縁で、美術展『ティム・バートンの世界展』のPR大使に抜擢されました。プロモーションで来日した監督に面会した際、綾部が映画出演を懇願したのですが、167センチの低身長を理由に、相手にされなかった。そこで綾部は今回、再度出演を直訴。監督に英語で『私を覚えていますか?』と質問。『YES』と返事をした監督に、いきなり日本語で『お願いがあります。私はハリウッドスターになるのが夢で、4月からアメリカに行きます。あなたの作品にまず最初に出たいです』とまくしたてた。監督歴35年、この手の売り込みに慣れている監督は慌てることなく、『演技はできますか? アクションはできますか? 速く走れますか? ビルをまたげますか?』と逆質問。すべての質問に『YES』の大安売りをした綾部でしたが、その場での快諾は叶いませんでした」(映画ライター)
監督に直談判する度胸は買うが、いくらバートン監督でもプロデューサーや映画会社にお伺いを立てずにキャスティングするなど、ありえない話。ネット上でも「監督に無理難題を持ちかけるな」と綾部を叱る声も上がっており、いきなり米国に移住するのと同じくらい無謀な振る舞いだったようだ。
(塩勢知央)