女子アナ界の“大物銘柄”といえば、昨年4月にフジテレビを退社し、鳴り物入りでフリー転身を果たしたカトパンこと加藤綾子(31)だ。「フリー転身後1年は他局の番組に出てはいけない」という不文律の解禁も間近になり、さぞ順風満帆かと思いきや、
「想定していたオファーより数少ない状態だ」
こう台所事情を明かす、芸能事務所幹部が続けた。
「今なお“フジ色”が抜け切れていないことが大きい。そのフジにしても、社長をはじめ役員と親しかったことがかえって現場を萎縮させ、敬遠されているんです」
昨年11月に刊行した初著書のフォトエッセイ「あさえがお」(小学館刊)の不調も尾を引いているという。
「実は、売り上げが版元の想定の半分にも達していないんです。カトパンが持っている現状の人気の数値が判明してしまいましたね」(出版関係者)
これに焦りを見せたのがカトパン自身。人気回復のためにキャラチェンジに着手していたのだ。
「ずばり下ネタ解禁です。局アナ時代から大の下ネタ嫌いだったのは有名で、たびたびスタッフに『こんなのありえません!』とクレームをつけるほどでしたが、OKになりました」(フジ局員)
「ホンマでっか!?TV」(フジ系)内で、明石家さんま(61)から、推定Eカップとも言われる豊満な胸について、「胸、突き出すな!」「また、胸揺らしてぇ!」などと、幾度もセクハラ口撃を食らわされてきた。そのたびに、カトパンはさんまに「胸はやめてください」と懇願していたが、ついに降伏したという。
「『遠慮なく下ネタを突っ込んでください』と、さんまにお願いしたと聞いています。ただし、局時代の友人に新恋人の存在を匂わせているそうで、これ以上ハッスルすることもないでしょう」(前出・フジ局員)
対照的に、NHKの有働由美子アナ(47)は下ネタも大好物とされ、“高値安定”の横ばい状態。
「いつ肌を露出してもいいように連日ジムに通い、酒も控えています。局内でも『目立つのは好きだから』と冗談めかして語っていますよ」(NHK局員)
その熟れた色香が騒動を巻き起こしていた。2月15日、母校である大阪府立北野高校の関東在住卒業生が催している定期講演会に有働アナが参加したのだ。
「同窓生しか参加できない講演会にもかかわらず、事前に募集された140名の定員はすぐに埋まりました。参加者の7割が男性でしたね。中には『友人に定価の10倍、2万円を払って譲ってもらった』と豪語する人もいましたね」(参加者の一人)
この根強い中高年人気を奪おうと画策しているとされるのが、桑子真帆アナ(30)。4月から「ニュースウオッチ9」に大抜擢されて、目下、トレーニングに励み、体をしぼる日々だという。
「色気に欠けていることを本人は気にしているようで、メイクやしぐさの研究に余念がありません。さらに私生活でも、キー局男性アナとの噂もあり、“大人の魅力”を出すのに躍起となっています」(前出・NHK局員)
株価同様、値移りが激しい美女界。くれぐれもバブル崩壊にはご用心である。