●ゲスト:杉原杏璃(すぎはら・あんり) 1982年、広島県生まれ。地元でスカウトされ、芸能界デビュー。18歳から上京、24歳からグラビア活動をスタート。抜群のプロポーションを武器に、数々の雑誌の表紙やグラビアを飾るとともに、バラエティ番組やドラマなどでも活躍中。現在までに10冊の写真集と35枚のイメージDVDを発売している。2015年、株で1000万円稼いだことを告白し、雑誌や新聞で株式投資の連載を始めるなど、「財テクタレント」「株ドル」としても活動している。16年4月より、MXテレビ「テリー伊藤のマル金ライダー8」のアシスタントを務める。原作・主演を務めた映画「…and LOVE」が、3月18日(土)よりシネ・リーブル池袋レイトショーほか全国で順次公開。
Gカップボディのセクシーな魅力で、長らくグラビアアイドルの最前線に立ち続ける杉原杏璃。みずからが原作・主演を手がけた映画も公開と、着実にそのキャリアを積み上げているが、実はさまざまな悩みや不安を抱えている!? 旧知の天才テリーに、その胸の内を打ち明けた!
テリー 杏ちゃんとは、この1年ぐらいずっとレギュラー番組で一緒だから、映画「…and LOVE」の話も何となく聞いてたけど、公開が迫った今の気持ちはどうなの。
杉原 ホントにみんなの協力があって完成した映画なので、やっと公開できてうれしいですね。森下悠里ちゃん、池田夏希ちゃん、佐山彩香ちゃん、倉持由香ちゃんとか8人のグラビアのお友達も友情出演してくれて、しかも自前のビキニで出てもらったんですよ。
テリー 原作は、杏ちゃんの自伝的小説だよね。
杉原 そうです。もともと週刊誌で1年ぐらいかけて書いたものを小説にまとめたんです。書き始めた時から漠然とですけど、ゆくゆくは映像にできたらいいなと思ってはいたので、本当にうれしいという気持ちと、制作スタッフの方々や出演してくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
テリー 映画化はどういう経緯で?
杉原 私自身がどうしても映画にしたくて、周りの方々に「協力してくださる方を探してください」ってずっと言い続けてたら、ありがたいことに、そういう方が何人か現れてくださったので願いがかないました。
テリー あらためて、どんな映画なのか、杏ちゃんから説明してもらえるかな?
杉原 24歳からグラビアの仕事を始めた主人公の女性が挫折して、男性に溺れて‥‥みたいな、実際の私とリンクする部分がたくさんあるストーリーです。もっとも男性の部分は、私の実生活がカラッカラすぎるので、ちょっと脚色して、いい彼氏がいる設定にしてるんですけど(笑)。
テリー ハハハ、そうしないと映画になんないもんな。俺も観させてもらったけどさ、お色気シーンやベッドシーンはあるのに、オッパイの先が出てないのが気になっちゃって(笑)。
杉原 小説はかなり官能的に書いたんですけど、映画は脚本家が女性の方で「主人公と同じように、社会に出て挫折してる女性にも観てほしいから、そういう場面を入れることでお客さんのターゲットをしぼりたくない」と熱心におっしゃってくださったんです。
テリー ああ、なるほど。オッパイの先を出すと、男ばかりが食いついちゃうからな。じゃあ逆に、もし「ここは物語の都合上、ぜひ乳首を出してほしい」って言われていたとしたら?
杉原 出してました。そのぐらいの意気込みはあったので。でも、脚本家の方だけじゃなくて、「乳首を出すような作品だと、ちょっと協力は‥‥」みたいなスポンサーの方もいらっしゃったんですよ。その辺りは、いろいろと難しくて。
テリー へぇ、乳首ひとつ取ってもいろいろあるんだな(笑)。完成した映画を観た感想は、どう?
杉原 もう自分の悪いところ探しになっちゃいましたね(苦笑)。演技に関してはかなりのブランクがあったので、不安のほうが大きかったです。でも、試写を観たグラビアアイドルの子たちが泣いてくれて、それを見た時「みんなに何かを感じてもらえるものが作れたんだな、頑張ってよかった」と思えました。