お笑い芸人も今は整形をする時代。女優やグラビアタレントの場合はそれがゴシップになるが、芸人はネタになるせいか、みずからカミングアウトすることがほとんどだ。
「モテたいという単純な理由で、自身の身体にメスを入れたのは、TKOの木下隆行です。4年ほど前、歯列矯正と腹回りの脂肪吸引をしています。関西でアイドル的な人気があった頃に比べて、東京進出後はストレスで激太り。最高114kgまで増えたそうです。しかし、離婚して独身になり、美人と付き合いたいと手術に踏みきったそうです。今はリバウンドしましたが(笑)」
こう語るのは、エンタメ系月刊誌の編集者。現在、木下はファッションブランド・BUCCA 44のディレクターも務めているが、美人とお付き合いすることはできたのだろうか。
二重まぶたになるように整形した芸人は、意外と多い。告白しているだけでも清水圭、伊集院光、池乃めだか、2700・ツネ、ジャングルポケット・おたけ、楽しんごなど。では、芸人らしい、変わった整形はあるのか。先の編集者に再び聞いた。
「オリエンタルラジオの中田敦彦は、手相をイジりました。『武勇伝』ネタで一世風靡したあと、下降線になったのがその理由。開運手相という手術を受け、覇王線をレーザーで刻んだのですが、その翌年にブレイクしたのは、まさかの相方、藤森慎吾のほうでした」
明石家さんまの大親友であるジミー大西は、40歳を過ぎてから180万円をかけてアゴを削っている。もっとも、こちらはほぼ変化なしというオチがついた。芸人はメスを入れても、ただでは転ばず、ネタに結びつけているようだ。
(北村ともこ)