“芥川賞受賞作家”ピース・又吉直樹といえば、印税ン億円を手にした、お笑い界のメジャーリーガー。現在は自宅マンションとは別に、執筆のためのアパートを借りている。
受賞した後もおよそ2年半は、そのマンションで後輩芸人のパンサー・向井慧、ジューシーズ（現在はサルゴリラ）・児玉智洋と同居していた。
「都内にある3LDKの高級マンションで、食費全額と家賃の7割は、又吉が負担。売れた向井が2割、解散・再結成をしてもまったくウダツが上がらない児玉は1割負担でした。働かなくても食うに困らない児玉さんのケツを叩く意味で、昨年、同居を解消しています」（お笑い事情に詳しいフリーライター）。
そんな3人と異なり、今でも仲良く“トライアングル生活”を営んでいるのは、チュートリアル・徳井義実。親友のスピードワゴン・小沢一敬と、放送作家・桝本壮志と一緒に住んでいる。先のフリーライターに再び話を聞いた。
「徳井と桝本はNSC（よしもとのタレント養成所）時代の同期で、徳井と小沢は飲み友達だったことから、2015年に、それまで住んでいたマンションとは別に一軒家を借りて、シェアする生活をはじめました。3人で共同の通帳まで作って、桝本がキャッシュカード、徳井が通帳を保管。信用ゼロの小沢は、何も持たされていないそうです（笑）。桝本は大の広島カープファンで、同居している家とは別に、仕事兼趣味部屋を構えていますが、そこには3500万円以上費やしたグッズが並べられているとか」
1階に小沢、2階に徳井の部屋があり、朝、階段を降りてきて、小さく「おはよう」という徳井に、小沢は幸せと感じるという。イケメン徳井、独特な世界観を持っている小沢。そろって、結婚は遠そうだ‥‥。
（北村ともこ）
