相方の又吉直樹が「火花」で芥川賞を受賞するなど、“コンビ格差”が取り沙汰されるなか、米ニューヨークへの海外留学を発表したピースの綾部祐二が、今月上旬に渡米していたことが明らかになった。
綾部は現在、ニューヨークで居住地などを探しており、近く一時帰国。態勢が整う初夏に再渡米し、活動を本格化させるという。
綾部に関しては当初、英語も話せないなか、俳優としてハリウッド進出を掲げるなどの姿に業界内外から「無謀すぎる!」という声が続出していた。綾部本人も今頃になって事の無謀さに気が付いたようで、最近では渡米についてトーンダウンしている印象である。
とはいえ世間体もあり、今さら前言撤回というわけにもいかないようだ。
「所属の吉本興業サイドとしても『帰って来てもいいから、とりあえず行け!』というスタンスです」(スポーツ紙記者)
その一方、窮地の相方にひそかに救いの手を差し伸べようとしているのが、又吉だという。
「又吉さんは、まったく仕事も決まっていないまま渡米する綾部さんのことをかなり心配しているようで、毎月20万円ほどの生活費を仕送りするという話まで出ています」(前出・スポーツ紙記者)
コンビ格差を解消するため、全米進出を掲げた綾部だが、これが事実ならばますます相方に頭が上がらなくなりそうだ。
(しおさわ かつつね)