お笑い芸人ナイツの塙宣之といえば、M-1グランプリ決勝進出経験を持つ正統派の東京芸人。ちょっと前は佐賀県を代表するモヒカン頭の芸人はなわの実弟でおなじみ。最近、学校法人森友学園の籠池泰典元理事長に激似と話題になったばかり。だが、素顔は歩く失敗製造機といえそうなミスを連発するおっちょこちょいらしい。
相方の土屋伸之と一緒に出演しているラジオ番組「ナイツのちゃきちゃき大放送」は、塙の失敗談の宝庫だ。
「笑える話は多いですよ。たとえば、先月、くるりのライブに駆けつけたところ、会場のZepp Diver CityをZepp Tokyoと勘違いしてしまい、大慌てで移動した話や、銀座の駐車場に愛車をとめ、営業に行ったら、駐車料金が10分500円だったため、9500円になっていて腰を抜かした話とか。ちなみに1万円札不可だったため、コンビニに寄っている間に1万円になったというオチも。急いでるととんでもない間違いをやらかすが、塙はその典型かも。どちらも時間ぎりぎりで焦っていたと付け加えてましたから」(エンタメ誌ライター)
4月22日放送の同番組で、塙がぶっちゃけたのは、VR購入失敗談だった。
「どうしてもほしくてネットでVRヘッドセットを購入。ところが塙が購入したのはキャッチャーマスクみたいな形をしたスマホ対応機種。塙はガラケー愛用者でスマホは持っておらず、他には単行本よりデカいタブレットしかない。もちろんタブレット対応ではないから、見られない。購入理由が艶系動画見たさという後ろめたい理由なだけに、スマホユーザーの塙夫人に、面と向かって頼みづらい。妻の寝ている時間を見計らってスマホを手に入れていざ見ようとしたら、ロックがかかっており、アウト。元々スマホの操作に慣れてない塙は、たとえロックをはずすことが出来ても、VRを観た形跡を消すのは難しく、瞬時でバレてしまうため、そんな勇気もない。4月18日付けオフィシャルブログで、『ガラケーからスマホにするかで本気で迷っています』とつづっていた通り、塙は真剣に悩んでいる様子。お笑い界では3本指に入るほどの愛妻家で知られる塙。こうなったら、夫婦円満のためと言いくるめて一緒に見るしか手はないかも」(芸能ライター)
どうやら事前チェックの手間を省いて買い急いだのが敗因らしい。ネットでは初心者にも理解できるような紹介サイトが花盛りだ。スマホの対応機種など購入前に必要な情報もゲットできる。いきなり高級品に手をのばさず、紙製の安価な商品を選択することも可能だったのに。
(塩勢知央)