日本の女子プロ界の人気を席捲し、大フィーバーのシネだが、成績面ではいまいち不安が付きまとう。将来的に日本ツアーを主戦場にしたいようだが、そこには高い壁が待ち構えているというのだ。
「シネは昨年のQT(予選会)で45位に入り、20試合程度の出場資格を持っていますが、韓国のスポンサー契約の関係もあって、今年は韓国ツアーに主軸を置いています。日本では残り6戦の出場を予定していますが、来年の日本ツアーにフル参戦するには、予選会に出る必要がない賞金ランキング上位50名に入りたいところ。そのためには賞金獲得額が2000万円程度あればいいのですが、現在までの獲得賞金は51万円。現実的には優勝してシード権を取るのも難しいでしょう」(ゴルフ担当記者)
それでも空前絶後の超人気ぶりに、トッププロが集まる格上の大会から、「推薦枠で出場してほしい」という要望が多数寄せられているとか。ゴルフジャーナリストの宮崎紘一氏はシネの将来性に太鼓判を押す。
「2季連続賞金女王になったイ・ボミ(28)や、2週連続で優勝したキム・ハヌル(28)でも、日本ツアー1年目は苦戦しました。日本の“水”に慣れれば結果も出てきます。スイングは滑らかでムダな動きがない。クラブと体の動きが同調しているので、ショットの精度も安定しています。基礎がしっかり作られているため、今後は日本人選手にとって脅威になるでしょう」
幼少時代からゴルフ漬けの生活を送っていたシネは、小学3年でニュージーランドにゴルフ留学。アマ時代には同国代表に選ばれ、有望株として期待された。韓国では09年に新人王を獲得。翌年には国内で2勝して、賞金ランク3位に入っている。
「日本に長く住んでいる親戚がいて、流暢に日本語を話す姿に憧れていたそうです。ツアーに参加してから日本語の勉強も始めていて、報道陣に『オハヨウゴザイマス~』と笑顔で挨拶。愛らしくて、それだけでファンになっちゃいますよ」(前出・ゴルフ担当記者)
ビキニ写真集の出版が待ち遠しいが、今後、心配されるのは熱愛スキャンダルによるファン離れだろう。13年には元東方神起のメンバーで、男性アイドルグループJYJのパク・ユチョン(30)との熱愛が報じられた。
「ユチョンがゴルフを習うため、シネの父親が運営するスクリーンゴルフ場に通うようになってから、親密な関係になったと伝えられています。報道後に双方の事務所が交際を否定したことで騒ぎは収束。ユチョンは女癖が悪いことで知られ、遊びのつもりで口説いた可能性はあります」(韓国在住ジャーナリスト)
次回の来日は6月22日開幕の「アース・モンダミンカップ」を予定。写真集撮影を控えての来日だけに極上ボディもより磨きをかけているに違いない。