日本ダービー、安田記念と春のG1レースが幕を閉じると、いよいよ「夏競馬」のシーズンが到来する。6月17日から開催される函館を皮切りに、福島、そして中京で、有力騎手がリーディング争いを繰り広げる。スポーツ紙記者が言う。
「函館、そして札幌への参戦をリフレッシュと位置づけているジョッキーもいます。競馬場内昨年、函館でリーディングを獲得した池添謙一騎手は、外国産高級車をわざわざ船便で届けて、非開催日に北海道ドライブを楽しんでいたそうです。愛車を持ち込むトップジョッキーは池添騎手に限らず、函館開催中に騎手が寝泊りする宿舎の駐車場は高級車がズラリと並んでいます」
今年はそこにまた新たな高級車が加わるかもしれない。C・ルメール騎手が函館に初参戦予定で、ベテランの蛯名正義騎手も12年ぶりとなる参戦を表明している。競馬紙記者が語る。
「ルメール騎手と蛯名騎手にはちょっとした因縁があり、函館で両者が激突するレースは見ものですよ」
一方、福島開催のレースでは、昨年に初の東西リーディングに輝いた戸崎圭太騎手が頂点を狙う。
「そこに待ったをかけるのは福島出身の田辺裕信騎手でしょう。地元とあって、ライバル心を燃やしています」(前出・スポーツ紙記者)
騎手それぞれの因縁やコースの得意不得意を頭に入れてこそ、おいしい馬券が獲れるというもの。6月13日発売の「週刊アサヒ芸能」(6月22日号)ではローカル開催の夏競馬攻略法を公開。読めば万馬券ゲットのヒントが得られるはずだ。