8月4日、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)にコメンテーターとして出演した哀川。この日は「ドラマに出るとイラッとする俳優」についてトークしていた。例えば、「半沢直樹」(TBS系)での悪役イメージが強すぎて、香川照之が他のドラマに出ていてもイラッとしてしまうといったような感じについてだった。
哀川は、俳優としては悪役のイメージがつくことはむしろいいことだとし、「日本には悪役が足りない」と訴えた。
さらに気になる俳優として、若手俳優である太賀(たいが)の名前を挙げ、「あの役はすごいね。あれは、強力ムカつく。見てて強力、俺がムカつくってことは相当うまい!」と絶賛したのだ。
「太賀はベテラン俳優・中野英雄の次男です。去年放送された宮藤官九郎脚本のドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)に、会社員・山岸ひろむ役で出演。『それって強制っすか?』『道わかんないんで、駅からタクっちゃいました』『メール見ないんで次からLINEでお願いしま~す!』など、『ゆとりモンスター』と呼ばれるほど強烈なウザキャラで大反響を巻き起こし、ついにはスピンオフドラマ製作が決定。7月、Huluで『山岸ですがなにか』が配信されたんです」(芸能ライター)
これにはコメンテーターの水道橋博士も共感。「このスピンオフドラマ見たさに、一度退会していたHuluに入りなおした」というほど。
これまでも業界内では、期待の若手俳優として名前が挙がっていた太賀。哀川からお墨付きをもらったことで、ますます目が離せなくなりそうだ。
(魚住新司)