8月15日、将棋のプロ棋士・藤井聡太四段が、王位戦予選で、小林健二九段を破って初戦を突破。公式戦の通算記録は36勝3敗となった。
昨年10月に史上最年少となる14歳2カ月でプロ入りし、デビューから無敗のまま29連勝。歴代最多連勝記録を更新した藤井四段の活躍で、世はまさに空前の将棋ブームとなっている。
藤井四段が連勝記録を伸ばしていく中で、今年6月に引退した「ひふみん」こと加藤一二三九段を始め、藤井四段と対戦した棋士も注目される現象も起きている。サラリーマンから棋士に転身した瀬川晶司五段の自伝的小説を原作とした来年公開の映画「泣き虫しょったんの奇跡」(仮題)の主演を松田龍平が務めることも、この日、明らかになっている。
そんな中、複数の出版社が、藤井四段と対戦したある棋士に触手を伸ばそうとしているという。
「藤井四段の連勝を止めて一躍時の人となった佐々木勇気六段の写真集をリリースしようと、いくつかの出版社が水面下で交渉の準備を進めているそうです。佐々木六段といえば、スイス・ジュネーブ生まれのイケメン棋士。そのイケメンフェイスや知的なイメージが主婦層を中心に女性たちから人気を集めており、写真集をリリースすれば間違いなく売れると関係者の間で目されているようです」(出版関係者)
最近の佐々木六段については、女性ディーラーが「猫耳」をつけ、客はテーブルでポーカーに興じる「アミューズメントカジノ」を、2~3カ月前から訪れていると、8月7日発売の週刊ポストに報じられている。ファンの間では「猫好き」でも知られているといい、さまざまな顔を持っているようで、今後の動向に要注目だ。
(しおさわ かつつね)