残されたメンバーたちもいまだ気持ちの整理ができていないようだ。
ミスiD2018のセミファイナリストである、カワシマユカが立ち上げたいわゆる「地下アイドル」のグループ「ただの女の子。」が、メンバーの天宮音羽の不祥事により解散することが発表された。
天宮はファンの男性と交際の末、現在は妊娠中であり、アイドルとしての活動が継続できないため、脱退に。さらに、今回の騒動発覚でメンバーとファンとの関係維持が難しくなったことや、天宮が抜けることで運営資金確保も困難になったという理由でグループごと解散するという運びになった。また、それに伴い同グループは11月に1周年記念ワンマンライブを開催予定だったが、解散ライブへと変更となり、ファンもメンバーも「荒ぶっている」ようだ。
残されたメンバーの1人・一ノ瀬春奈は27日にツイッターを更新。「どれだけの人に迷惑をかけてるのか、私たちメンバーの人生を狂わせたのか、2人ともよく考えて後悔してね」と、投稿し、いまだに天宮への怒りが収まっていない様子。
ファンからは「残されたメンバーがさすがに気の毒」「アイドルとしての自覚が足りなすぎ」「天宮だけ辞めればいいのに」「たった一人の不祥事がここまでグループの足を引っ張るのは辛い」といった声が上がっている。
「元NMB48・須藤凜々花が選抜総選挙のスピーチで結婚を電撃発表したことは記憶に新しいですが、突然、妊娠とグループ解散が発表されるのは前代未聞ですよね。同グループは9月2日にアルバムを発売予定でしたが、脱退する天宮も参加していたという理由から発売を中止しています。何だかんだでその辺りでの経済的損害が解散への一番の打撃になったのでしょう。地下アイドルのような小さい規模で活動しているグループでは、一人の不祥事で解散まで発展するという今回のようなケースも起こり得るということですよね」(アイドル誌ライター)
メンバーの中には仕事を辞め、グループでの活動にすべてをかけていたという者もいたようだが、皮肉にもそのグループを終わらせたのはグループの「癒やし担当」の天宮だった。
起きてしまったことは仕方ないが、天宮も今後は無責任な行動は控えて、幸せな家庭を築いてほしいところだ。
(田中康)