テレビ東京の人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く大作戦」の第4弾が9月3日に放送され、女優の芦田愛菜が初登場。千葉県の自然公園で池の水抜きに挑戦した。以前から同シリーズを観ていたという芦田は、胸元まである防水ズボンを履いて、泥だらけの底を現した池にイン。だが泥にハマった脚が自力では抜けなくなってしまい、巨大なタライに乗せて岸まで運ばれるという失態をさらしていた。
そんな姿にも視聴者からは「可愛い!」との声があがるあたりは、名子役として名を馳せた芦田らしいところだろう。ところがその芦田に対して「思っていたのと違ってビックリ!」という声もあるというのだ。テレビ誌のライターが語る。
「芦田の話し方がとても中1とは思えないほどに大人びていたのです。むしろ老成したと表現したほうがぴったりな感じですね。何しろ池の中でバランスを崩すような場面でも『キャー!』とか『ウワー!』といった声が出ないのですから、感情の起伏に乏しいのではと思ってしまったほどでした」
たとえば排水ポンプにホースを接続する場面では「うふふふ、ここが回らない」とお嬢様らしい笑い声。水が抜けた池を目にした時は「うほー、ほー! すごいな、すごい!」と、まるでオジサンのようだ。その後も何かに感嘆するたびに「おー!」という声が口をつき、その様子は中1女子というよりもほとんどオジサンだったのである。
「傑作だったのは池の泥に脚がハマった時。『抜けない‥‥足が抜けません、進めません。お、いけそうですね、足抜けてきました』と、まるで実況アナウンサーですよ。そして岸にたどり着くと『よいしょ、よいしょ。ああ疲れた。あー、出た出た』ですから、むしろその声に笑ってしまいました」(前出・テレビ誌ライター)
そんなオジサン臭すら漂った芦田だが、ドラマであれば中1女子らしい嬌声も出してくれるはず。ここはぜひ年齢相応の役を演じて、オッサン臭いという声を封じてもらいたいものである。
(金田麻有)