お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、9月26日放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で、桑田佳祐からの申し出をすぐさま快諾したことを明かした。
これは、桑田がパーソナリティーを務める「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM)での桑田のトークを受けてのもの。
「桑田が『これからツアー(全国アリーナ&5大ドームツアー)だけどさ、考えてみると、ビートルズなんかさ、武道館来た時なんか、9曲しか歌ってねえんだぞ。俺、9曲くれえでいいんじゃねえのか?』といきなり疑問を呈した。その流れで、『ビートルズは、ドリフ(ターズ)頼んだろ?俺らだったら、爆笑問題に頼んでさ。やってくんねえか?太田君は』と申し出たんです。大の桑田ファンの太田はリアルタイムでこの放送を聴取していて、すぐに『前座やりますよ。やるに決まってんじゃないですか。他のコンビに頼んだら、ただじゃおかないですよ』とメール送信したそうですよ」(ネットライター)
すると、桑田から「わかりました。すみません、アニキ」という返信が。いつもは暴走しまくりの太田の歯止め役、相方の田中裕二もこの前代未聞のコラボにはノリノリ。「いやあ、いいなあ。言ってくれるだけでも嬉しいもんね。そうやってね、心の片隅にあって言ってくれるだけでもね」と、桑田の申し出に感謝したのだった。
「カーボーイ」では太田が「前座やりたいよね、サザンの前座」と夢見がちにトークを続けた。そして、唐突にビートルズの日本初来日公演について語り始めたのだ。芸能ライターが語る。
「当時、まだ人気も知名度もなかった売り出し中のドリフターズは、ビートルズ目当ての観客の前で、2日間公演。演奏をスタートしたものの、まったくウケず、演奏を終えると、リーダーのいかりや長介が『逃げろ!』と声をかけ、走って撤収した。太田は桑田へ『ドリフは逃げたけど、俺は逃げません。俺は最後までちゃんと、温めますから。逃げません』とメール送信したそうですよ」(芸能ライター)
すぐにブチ切れることでおなじみの太田、いざ目の前の何万人ものコンサート客にウケなかったりしたら、我を忘れて、桑田ファンに悪態ついたりするかも。少々気が早いが、桑田ファンの大人な対応を期待したい。
(塩勢知央)