10月17日放送の「有田哲平の夢なら醒めないで」(TBS系)に出演した最上もがの発言が注目を集めている。
今年8月、でんぱ組.incを脱退した彼女は、同番組で理想のタイプを聞かれ「10代の頃から女の子のほうが好きだった」と回答。女性も恋愛対象であることを明かした。
さらには「突然押し倒されて『かわいいね』と言われた」という女性芸能人との恋愛エピソードを語った彼女。その後、相手が結婚してしまったため、関係は終了したという。
突如、テレビで男女ともに恋愛対象であることを告白した最上に、ネット上でも多くの関心が寄せられているが、そんな彼女の思惑とは…。
「彼女は以前から、ブログなどで“男も女も好き”なことを公言していたんですが、あえて今、地上波で語ったことに大きな意味があると思いますよ」と話すのはさるテレビ関係者。
自身のネット番組を4週連続で欠席するなど、このところ不調が伝えられていた彼女だが、今回の発言について、この関係者は「ひとつの思惑が見え隠れする」と前置きしてこう語る。
「フジテレビ社長が謝罪するまでに至った『保毛尾田保毛男騒動』への反発です。まだ『保毛尾田保毛男』が話題になっているタイミングで、彼女が『男も女も好き』なことを告白することで、世間では一層、LGBT問題への注目が高まる。でんぱ組.incを脱退した彼女が、LGBTに対する差別は許さないという姿勢とともに自分の存在を世間にアピールしていこうとする戦略を感じますね」
“旬”な問題を常に取り込んで発信しようとする貪欲さは、言うまでもなく芸能人にとって必要な資質。今後の彼女の言動に注目したい。
(白川健一)