10月31日、物まねタレントの清水アキラが、10日に法律違反の薬物使用の容疑で警視庁に逮捕、勾留中の三男でタレントの清水良太郎被告に「保釈させるつもりはない」と伝えたことを明かした。
この日、息子の面会に警視庁目白署を訪れたアキラは、午後8時頃に同署前に集まった報道陣に、良太郎被告本人に年明けに行われる初公判まで保釈はさせない旨を伝えたことを明かした。芸能ライターが言う。
「理由として、勾留されている期間が『反省するにはまだ短い』と清水は息子に話したそうです。良太郎は、黙って父親の言葉を聞き『わかりました』と声を絞りだすように言ってハンカチで涙をぬぐいながら『妻と子供をたのみます』と話したそうで、清水も涙を流し『オレも、お前の兄貴も、家族だから』と伝えたことも明かしました。10月27日に良太郎は起訴されましたが、同日に保釈申請し、裁判所はそれを許可していました。保釈金は150万円だったそうですが、それを納めないという判断を父と息子の間でしたようですね」
ただし、この間に発売された「FRIDAY」では2週にわたり良太郎被告にホテルで薬物を吸引するように強要された派遣コンパニオン女性の告白を掲載。マッサージ器具を使うプレイや、相当に慣れた様子で薬物を使用する様子を詳細に語っていたこともあり、ネットには、そんな息子を持った清水に同情する声が集まった。「断腸の思いやろけど、いい決断やと思う」「これが本当の親の姿だね」「この父親はもっと賞賛されてもいい」といった意見だが、一方で、「この前の謝罪会見のときには『(面会に行く予定は)全然ない。話もしたくない』とか言ってたくせに。この甘さが息子をダメにするんだよ!」「早く働かせるために、反省を表現か」という厳しい見方もあった。
「11月1日の『バイキング』(フジテレビ系)でもこの問題を討論していましたが、ひな壇にいるタレントからは、父と子の『双方にメリットがある』と、清水も良太郎も同情されることを計算しているようにもとれる発言をして突っ込まれていましたね。清水としては、本気で息子のことを思っていたのと、報道陣にも丁寧に対応したということにつきるんでしょうが、払える保釈金をあえて払わないという異例の判断に、どうしてもパフォーマンス的に見えてしまう部分があるんでしょう」(前出・芸能ライター)
良太郎被告は清水に土地と合わせ1億円程度する家を買ってもらっていることも逮捕後に報じられた。今後、また、成人した息子の不祥事に親はもう関与すべきではない、といった批判も再燃しそうだ。