今春から、「サタデーステーション」(テレビ朝日系)でMCを務めている長野智子キャスター。元フジテレビアナウンサーの彼女だが、フリー転身後、2000年代からは「朝まで生テレビ!」「報道ステーション」などの多数のテレビ朝日系の番組に出演している。いまやテレビ朝日にとって欠かせない存在となった長野アナだが、ツイッターでの発言が大きな波紋を呼んでいる。
11月4日朝、来日中のイヴァンカ・トランプ大統領補佐官について〈先週DCで取材してたけど、イヴァンカの評判はすごぶる悪いそう〉(原文ママ)とツイートした彼女。さらに〈日本でちやほやされてさぞかし気分よいだろうな。。〉と続け、日本に滞在中のイヴァンカ氏をヤユした。
この陰口とも取れる投稿に長野キャスターのツイッターが炎上。「見苦しい嫉妬だ」「品性下劣なツイート」など、1000件に迫る批判の声が寄せられている。7日には〈お祭り騒ぎのテレビ報道につぶやいたことが炎上しているのか。。〉と弁明したものの、今回の騒動を周囲はどう見ているのか──。
長野について「正直、迂闊なツイートだったと思いますよ」と漏らすのはテレビ朝日関係者だ。その一方で「アメリカの大手メディアと同様、長野さん含め、ウチの局の報道番組に携わるスタッフは“反トランプ派”が主流ですよ」とも明かす。とはいえ、
「その上で、みんなでバランスを考えて番組を作っている。今回の長野さんのツイートに関しては『イヴァンカさんを批判するにしても“言い方”を考えるべきだった』との意見が多いですね」
露骨な「トランプファミリー嫌い」表明は、報道キャスターとしては“雑”なツイートだったことは否めない。
(白川健一)