11月27日に開幕した舞台「朝陽の中で微笑んで」にて、座長の“ユーミン”こと松任谷由実が超豪華な「座長弁当」を差し入れし、話題になっている。この弁当は京都の老舗料亭「下鴨茶寮」があつらえたもので、ユーミンいわく「お弁当のオートクチュール」とのこと。京都から料亭スタッフが全200個を車で持ち込み、そのお値段は密着取材した「ノンストップ!」(フジテレビ)の試算によると一個あたり2万5000円という代物だ。
もちろん中身も超豪華。京懐石の弁当には“和牛と九条葱”“鮑の旨煮”といった高級食材が並び、中にはユズを丸ごとくりぬいた器も。さらにデザートの生八つ橋はピアノをかたどっており、専用の木箱はふたの裏にピアノの鍵盤があしらうという徹底ぶりだ。これには同番組MCのバナナマン・設楽統や、吉本新喜劇で座長を務める小籔千豊らも感嘆の声をあげるよりなかった。そんな驚きの弁当を、ユーミンは過去2回の同舞台公演でも差し入れており、総額で1500万円を費やした計算になる。
ところがどっこい、世の中には上には上がいるもの。この座長弁当をはるかに超える超高級弁当が存在するというのだ。テレビ局の関係者がささやく。
「あるバラエティ番組で、占い師の細木数子が特注の弁当を公開。高級料亭に作らせたもので、思いつく限りの高級食材を詰め込んだそのお値段はなんと、300万円だったんです。3万円でも30万円でもありませんよ。しかもその弁当、番組内で披露しただけで本人は手を付けなかったので、結局はADが食べたんです」
その若きADによると、超高級弁当は「まあまあうまかった。特にステーキとか」だったという。300万円という値段については自己申告ではあるが、何事も値段で張りあうのもほどほどにしたほうがいいのかもしれない。
(金田麻有)