スポーツ

有馬記念SP「万券記者×競馬芸人」大穴一発!座談会(1)サクラアンプルールの中山コース実績を狙う

 17年中央競馬の総決算! 第62回「有馬記念」が今週末行われる。そこで、サンスポ・水戸、競馬芸人・キャプテン渡辺、Gallop・和田の3氏が集結。キタサンブラックの牙城を崩す超ド級の穴馬をあぶり出した。

水戸 今年の有馬記念は、キタサンブラック一強ムードだな。

和田 昨年の覇者サトノダイヤモンドは、凱旋門賞の疲れがまだ残っていて、年内は休養ですしね。

渡辺 出てきてほしかった一頭ですけどね~。

水戸 キタサンは、もはや国民的なアイドルホース。もし勝てば、サブちゃんが「まつり」を歌ってくれて、ファンも大盛り上がりだろう。

和田 ここが引退レースですしね。ただ、(武)ユタカさんは番手抜け出しの競馬をしたいはずなんですが、他に行く馬がいない。

渡辺 逃げたくはないと。でも、仮にそうなったとしても、楽々の逃げ切りもあるんじゃないですかね。

水戸 確かに今回はキタサンに“イタズラ”しそうな馬が見当たらないよな。

渡辺 ですねぇ。とはいっても、僕の周りの競馬友達は、キタサン=テイエムオペラオー説を唱えているんです。オペラオーは秋天とJCを2着して、最後の有馬は単勝1.8倍の1番人気で5着だった。キタサンもオペラオーと同じような道をたどっても、不思議はないんじゃないですかね。

和田 そうは言ってもねぇ。陣営も悔いのない仕上げを宣言しているし、さすがに馬券圏内を外すようなことはないと思いますよ。

渡辺 馬券的には、負けてくれるとありがたいんですけど、僕も全然、応援していますから(笑)。

和田 メンバー的にも実績は一枚も二枚も上。僕は「不動の対抗」ですね。

水戸 これまで19戦して馬券圏外に敗れたのはダービーと今年の宝塚記念だけ。血統(母系)を考えると、どうしてこんなに強いんだと、首をかしげたくなるほど。異能馬とでも言うのかな。私は今までの活躍に敬意を表して3番手だな。

渡辺 僕も印的には3番手の評価ですね。

和田 じゃあ、キャプテンの本命は?

渡辺 サクラアンプルールです。恐らく10番人気ぐらいじゃないですかね。

和田 そこに来たか(笑)。

渡辺 今回のメンバーは、キタサンを除いたらGIではちょっと足りない馬ばかりじゃないですか。有馬記念を得意とする蛯名騎手が手の内に入れている馬ですし、勝つとは言いませんけど、2、3着ならありえますよ。それに穴馬って、一つの理由だけで好走すると思うんですよ。サクラアンプルールは「中山では走る」という、その一点です。

和田 中山の芝では5戦して〈3 1 1 0〉。前々走の札幌記念が1枠だったように、内枠を引ければ、という感じかな‥‥。

渡辺 少なくとも2枠まで。3枠よりも外に入ったら悩むかもしれない(笑)。

水戸 前走の天皇賞・秋(8着)は道悪が敗因だし、札幌記念(1着)は強い競馬だった。クセのある馬だし、最終追い切りを見ての判断になるが、連に絡む可能性は十分ある。

<座談会メンバー>

水戸正晴:サンケイスポーツ記者。競馬記者歴は40年に迫り、穴党にファンが多い。愛称は「水戸万助」。本誌で「『絶対万券』論」を連載中。

キャプテン渡辺:ピン芸人。テレビ東京「ウイニング競馬」に出演中。競馬歴は22年。11年の有馬記念で180万円の払い戻しを受けるなど、穴党の勝負師。

和田稔夫:競馬週刊誌「ギャロップ」本誌予想担当。記者歴は来年で20年。藤沢厩舎に強く、美浦トレセンを中心に取材の鬼としても知られる。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論