昨年12月23日にNHKで放送された「おやすみ日本 眠いいね!」で、お堅い同局ではめずらしい「艶動画」に関する話題が飛び出した。視聴者からのメールの投稿をもとにトークを繰り広げる同番組。
この日は、20歳の男性視聴者による「仕送りを受けている学生なのに」その月に艶系ビデオを「1万円相当も購入してしまって後ろめたい」という投稿を紹介した。この投稿にゲストで俳優の勝地涼が「ボクも1カ月で38万円ぐらい請求されたことがある」と発言。
海外の艶系動画サイトを見ていたという勝地は、インターネット回線の定額サービスに入っていなかったため、通信料がかさんでしまったのだという。そんな勝地に対抗したのが同じくゲストの「銀杏BOYZ」ボーカルの峯田和伸。
「僕は50万」と、勝地を上回る“艶動画の閲覧料”を請求されたと告白した。さらに「請求を無視していたため実家に連絡が行ったものの、母親が業者に交渉してくれて、1万円になった」とオチを付け、大ウケをかっさらった峯田だが、彼の「艶動画で50万使った告白」にこんな疑問の声も──。
「その手の動画を正規に50万円分購入した場合でも、50万円分の通信料をウッカリ使った場合でも、交渉で1万円に減額されることはありません」と語るのはネットに詳しいライターだ。
「もし峯田さんの話したエピソードが事実なら、その1万円も本来払う必要のない『ワンクリック詐欺』に遭っただけ。単なる『詐欺被害』ですよ」
視聴者に寄り添う勝地の「艶動画にまつわる失敗」告白もなかなかアッパレだが、その告白に対抗するかのように失敗談を明かした峯田に浮上した「詐欺被害」疑惑。その真相やいかに。
(白川健一)