芸能

テレビ局のキムタク対応に変化?ドラマ「BG」に漂うローコスト化

 木村拓哉の主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)の第2話が1月25日に放送され、前回から微減ながら15.1%の高視聴率をマーク。“キムタクブランド”が健在であることを示した。

 本作品では毎回、豪華なゲスト出演者が登場する形をとっており、第1話では伊武雅刀、今回の第2話では大塚寧々、そして次週の第3話では西村まさ彦と三吉彩花が出演予定。老若男女を織り交ぜたラインアップは見ごたえ十分だ。だが他の部分に目を向けると、木村の主演ドラマでおなじみの要素が影を潜めているというのである。

「キムタクのドラマと言えば、一話あたり1億円といわれる莫大な制作費が特徴。今回の『BG』でも第1話では陸上競技場を丸ごと使った大掛かりなロケを行い、大勢のエキストラを動員して大観衆を再現したシーンには驚かされました。ところが第2話では打って変わってケチケチぶりが露呈。既存のビルを利用したお手軽なロケばかりで、制作費はおそらくホームドラマ並みだったはずです」(テレビ誌のライター)

 木村のドラマでは巨額の制作費が災いし、視聴率15%でやっと収支がトントンと言われている。昨年1月期の「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)では木村サイドが手術室の精緻な再現などにこだわり、コストが増加。平均視聴率14.6%にも関わらず赤字に陥ったとの噂もあるほどだ。このままでは今後、木村の起用に二の足を踏む局が出てきても不思議はないのである。

「そこで『BG』では第2話以降、これまで禁じ手だった“コスト削減”に舵を切ったのかもしれません。もとより木村以外にも大物キャストがズラリとそろい、そのギャラだけでも相当な金額ですから、せめてロケ費用だけでも削減したいのでしょうね。ただ見た目にもローコスト化は明らかですから、ドラマの出来栄え自体も安っぽくならなければいいのですが…」(前出・テレビ誌ライター)

 連続ドラマの人気と制作費は必ずしも比例するものではないはず。果たして演技力で経費削減をカバーできるのか。今こそ役者・木村拓哉の実力が試されているのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論