4月開始予定の報道番組「プライムニュース」(フジテレビ系)にて、メインキャスターを務める予定だった元NHKアナで現在フリーの登坂淳一が、出演辞退を所属事務所を通じて発表したのは1月26日。
「前日発売の『週刊文春』が、登坂が北海道勤務時代、番組の打ち上げで訪れたカラオケ店で、新人女性キャスターにハラスメントを行っていたと報じました。登坂は『身に覚えのないことも多い』としつつ『今回の週刊誌報道でお騒がせしたことを受けて、出演を辞退することにいたしました』とコメントを発表しました」(芸能記者)
それにしても、記事で告発された登坂の行状の「やりすぎ感」はすごかった。何しろ打ち上げの席につくや隣の女性キャスターのヒザをべっとりと撫で回すように触ったかと思えば、反対側に座った契約キャスターの脚もお触り。さらにその後、逃げる女性をトイレ前まで追いかけるなど行動はエスカレート。
「女性を壁際に追い詰め『君のこといつも見てるよ?』と言って無理やりキス。彼女のブラウスに手を入れ胸をまさぐった後、スカートをまくって下腹部にまで手を伸ばしたそうです」(前出・芸能記者)
NHK時代は愛称「麿」で視聴者から親しまれ、誠実そうな見た目から女性ファンも多かった登坂。しかし今回の報道でイメージは地に堕ちた。「そんな人だと思わなかった!」「真面目だと思ってたからビックリ」「艶麿だったの?」といったようなショックを受ける声がネット上に飛び交っている。
「その気持ち悪がられぶりは、一緒に飲んだタイプの女性がトイレに立った間に彼女の飲みかけのグラスをナメ回したり、嘘つきぶりで今話題の安田大サーカスのクロちゃんか、元のイメージがよかっただけにそれ以上ですね。今回の報道を受けて、ショーンKの“前例”もあることで、フジの身体検査はどうなっているんだとか、所属事務所にも責任があるんじゃないかといった反響も業界内からは出ています」(前出・芸能記者)
今回、被害に遭った女性は、登坂を見るたびに嫌悪感を抱く女性がいることを知ってほしい、と周囲に話しているそうだが、十分すぎるほど世間に知らしめたことは間違いない。
ほとんどフジがスタートさせる帯番組への抜擢話が、フリー転身を決意させたであろう登坂。今後、どうやって復活の道を模索するのかが気になってしまうほどだ。