そうした中、女子にだけ石田を独占させるのはもったいないとばかりに近寄ってくる男性芸能人も少なくない。中でも、
「最近、共演をきっかけに俳優のムロツヨシ(42)と石田が急速に仲よくなって、一緒に飲み歩いたりしているんですよ」
と語るのは演劇関係者である。
ムロといえば、コミカルな個性派俳優として、現在はドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)にも登場。味のあるバイプレーヤーとしてCMなどにもたびたび起用されるほどだ。
石田とはパナソニックリフォームのCMで共演し、「いつもキレイだね」「ゆりちゃん、おれのプロポーズの言葉覚えてる?」と彼女に話しかける夫を演じているムロだが、いかにして石田の「オトコを近寄らせないオーラ」を突破したのか──。
「ムロは芸能界屈指の“人たらし”として知られていて、とにかく人と仲よくなるのが得意なんです。彼の切り札は、出席したパーティーで『自作の鍋』をふるまうこと。この鍋が絶品だと言われていて『石田ゆり子も“ムロ鍋”で陥落したのでは』と言われています」(前出・演劇関係者)
またムロは、劇団出身だけあって、年齢を問わず男性俳優との幅広い交遊も知られているところ。小栗旬や綾野剛、松田龍平、新井浩文、山田孝之、松本潤といったそうそうたる人気俳優たちがムロのことを“親友”だと公言しているほど役者仲間からの信望が厚いのだ。
こうしたムロと石田の間に割って入ってきたのが、なんと自民党の若きプリンス小泉進次郎氏(36)だというのだ。まったく接点のない両者に何があったのか。永田町関係者が声を潜めて言う。
「実はムロの計らいで『政界のプリンスとして絶大な人気を誇る進次郎氏と石田がすでに急接近しているとの話題が広まっているんです。ムロは『踊る大捜査線』で共演した小泉孝太郎(39)と親しくなったのをきっかけに小泉家に出入りするようになり、小泉純一郎元総理(76)、進次郎氏とも非常に親密になった。ムロの人脈構築術の基本の一つに『仲よくなりたい相手に対して、自分が親しくしている大物を紹介する』という手法があって、これまでも小泉ファミリーがムロの人脈作りに利用されてきた経緯があります。小泉ファミリーの中でも、独身かつ『未来の総理候補』と呼ばれる進次郎氏は、独身の石田に最も紹介する値打ちがあるだけに、すでに顔合わせも済ませていると言われています』
政界を見回せば、女優の水野真紀が、自民党の後藤田正純議員と結婚したケースや、古くはお嬢様女優の司葉子と相澤英之元議員が電撃結婚した例など事欠かないだけに、政治部記者も注目しているというのだ。