約580億円の資金漏洩で騒動となっている「仮想通貨」。しかしその裏で、ヤクザがいち早く目をつけボロ儲けしていたという。2月20日発売の週刊アサヒ芸能(3月1日号)では、その知られざる実態について、アジアを股にかけ活動している金融ブローカーが初めて詳細に語っている。
「仮想通貨とヤクザの関係だって? お金が儲かる話があれば飛びつくのはビジネスマンもヤクザも同じですよ。私の中では重要な顧客の人たちであるには変わりない」
そう切り出した、国際金融ブローカーのX氏がさらにこう続ける。
「今の時代は暴対法の影響があって、かつてのように組長クラスのヤクザと直にやり取りをするケースはまったくなくなりました。第三者の別のブローカーを通じて、資産運用を任されて『○○さんからも預かっています』と説明を受けるだけ。最終的な運用金額はわかりますが、その内訳は私自身もわかりません。堅気もヤクザもお金には色がありませんし、私自身はまとまったお金を預かって、様々な投資先で運用するのが仕事ですから。今のヤクザは資金運用すらままならないほど当局の監視が厳しい時期だけに、ヤクザが仮想通貨に目をつけるのは時間の問題でしたね」
同誌でX氏が語る、闇のベールに包まれたヤクザマネーの新たな投資実態はまさに驚きの連続──。