平昌五輪女子シングルの試合後に、インタビューに応じた宮原知子選手と坂本花織選手。ともに初めてのオリンピックで、宮原選手は4位入賞、坂本選手は6位入賞と結果を残したが、満喫したのは試合だけではなかったようだ。
「宮原選手は、選手村の規模が思った以上に大きいこと、坂本選手はいろいろな競技の有名選手がそのへんを歩いていることにびっくりしたと語っていました。さらに選手村での生活について聞かれたところで、坂本選手の失敗談が飛び出したんです」(スポーツライター)
平昌五輪の選手村でも、スピードスケートやフィギュアスケート、アイスホッケー女子などの選手が宿泊した江陵選手村には、22階から25階建ての宿舎が9棟あり、922部屋に2200人。宿泊は1部屋に複数人の選手が滞在するようになっていたという。
「坂本選手も普通の遠征の時とは違い、宮原選手と同室だったといいます。いつもと違う女子選手同士の相部屋で楽しく過ごしていたようですが、ある日の朝、寝ぼけた坂本選手が、宮原選手が入っているトイレのドアを開けてしまうことがあったそうです」(前出・スポーツライター)
緊張を強いられ、平常心を保つのが大変な五輪の場で炸裂した坂本選手の天然ぶり。意外と、宮原の緊張をほぐすことになったのかもしれない。
(芝公子)