大高宏雄

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14年ぶり復活「黒澤明賞」を世界の映画人が目指す/大高宏雄の「映画一直線」

第35回東京国際映画祭が、11月2日に終幕した。東京の日比谷、有楽町、丸の内、銀座エリアの各映画館、会場で、内外の多くの作品が上映された。見に行った人も多かっただろうが、ここではあるひとつのことに触れるにとどめる。それは、14年ぶりに黒澤明…

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失踪夫を30年待つ田中裕子が過ごした「この世ではない時間」/大高宏雄の「映画一直線」

今年は映画賞が楽しみである。ベテラン女優の活躍が顕著で、だから、特に女優賞がどうなるか気になる。若手の活躍も目立つから、ベテラン、若手のつば競り合いに注目である。ベテラン勢では、「PLAN75」の倍賞千恵子、「百花」の原田美枝子の名がすぐに…

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「デスノート」も登場して…香取慎吾が見せた驚きの新境地/大高宏雄の「映画一直線」

香取慎吾が「凪待ち」以来、3年ぶりに主演した「犬も食わねどチャーリーは笑う」が面白かった。随所で笑い、面白さの中から、胸にジーンと迫ってくるものがあった。こういう場では不似合いな言葉だが、とても「好きな作品」だった。夫婦2人のすれ違い、そこ…

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前代未聞!2大邦画アニメ「呪術廻戦」「ONE PIECE」が叩き出したものすごい数字/大高宏雄の「映画一直線」

今年は映画業界にとって、記憶に残る年になりそうだ。邦画アニメーションの歴史的なメガヒットが2本、登場したからである。1年の興行を振り返る時、映画業界は前年の11月末、及び12月以降から、その年の11月半ばまでの公開作品を対象とする(例外もあ…

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竹内涼真&横浜流星「アキラとあきら」の重要なセリフに「おやっ」と…/大高宏雄の「映画一直線」

若手実力派俳優の「競演」と言うべきだろう。なかなか、あることではない。竹内涼真と横浜流星が主演した「アキラとあきら」だ。池井戸潤の同名小説を、「今夜、世界からこの恋が消えても」と「TANG タング」が公開中の三木孝浩監督が手掛けた。監督は2…

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大高宏雄の映画一直線/シリーズ最高興収「ONE PIECE FILM RED」に見るメガヒットの仕組み

今年の夏興行について、最速でお伝えしよう。映画界は8月15日を挟んだお盆の時期が、夏興行のピークとなる。お盆を過ぎたあたりから8月末までが、各作品の踏ん張りどころだ。この時期にある程度もちこたえると、数字は伸びていく。とはいえ、大勢は決まっ…

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大高宏雄の映画一直線/興行収入10億円を突破した阿部サダヲの「全く新しい犯罪者像」

上半期の映画界における功労者の筆頭は誰かといえば、阿部サダヲではないだろうか。様々な映画を思い返す時、彼の顔が一番に浮かんでくる。「死刑にいたる病」(監督・白石和彌)の阿部である。連続殺人を題材にした、サイコサスペンスだ。その犯人役・榛村を…

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大高宏雄の映画一直線/上半期の「ゾッとする超話題作」倍賞千恵子が対峙する「死を選べる制度」

この上半期、映画界で、ある作品が話題となった。芯からゾッとする作品だ。身の毛もよだつ。しかし、ホラー映画ではない。タイトルは「PLAN75」という。倍賞千恵子が主演した。7月21日時点で興収2億7000万円を記録し、限定的な公開作品、いわゆ…

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大高宏雄の映画一直線/興行収入100億円超えへ!60歳トム・クルーズは「全盛期」に向かっている

連載企画「映画一直線」を始める。ちょうどいいタイミングなので、今年上半期の映画界のトピックについて、何回かに分けてお伝えしよう。第1回目は今年上半期の映画興行で、興行収入トップに踊り出そうな「トップガンマーヴェリック」に触れる。7月10日時…

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