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高校野球
スポーツ
「第85回夏の甲子園」県立岩国が挑んだ“超高校級チーム”
甲子園初出場からの連敗記録は現在、盛岡大付(岩手)の9連敗が最多。だが、この盛岡大付が抜くまで、海星(長崎)と並ぶ1位タイの7連敗をマークしていたチームがある。山口県の県立高校・岩国だ。その不名誉な記録がようやくストップしたのが2003年の…
スポーツ
「第80回夏の甲子園」ノーヒットノーランを達成した2人の名投手
投手にとっての輝かしい記録、ノーヒットノーラン。過去、甲子園の大舞台でこの快記録をやってのけた投手たちは、さすがにその後、プロ野球の世界で大成している例が少なくない。いわゆる“松坂世代”であるこの投手もその1人。1998年の第80回夏の選手…
スポーツ
「第75回夏の甲子園」川上憲伸を擁する名門・徳島商が初出場校に大苦戦
まさかの展開だった。それまで夏準優勝1回、春優勝1回を誇る名門校が、野球弱小県から出場した無名の初出場校に大差をつけられていたからだ。7回を終わって0‐7。勝負は決まったも同然だった。それは1993年第75回夏の選手権2回戦、徳島商対久慈商…
スポーツ
「第63回夏の甲子園」金村義明擁する“逆転の報徳”が荒木大輔に襲いかかる!
高校野球界で“逆転の”という言葉で形容されるチームがある。関西の強豪・報徳学園(兵庫)だ。これは同校が春夏通じて甲子園初出場を果たした1961年夏の選手権第43回大会で見せた逆転劇が由来となっている。初戦の倉敷工(岡山)戦の延長11回表に6…
スポーツ
「第80回夏の甲子園」和田毅擁する浜田と森本稀哲擁する帝京の激闘!
快音を残した打球はライナー性の当たりとなってバックスクリーンへと伸びていった。特大の同点2ランとなり、試合は2‐2の振り出しに戻る──。1998年第80回夏の選手権記念大会3回戦の浜田(島根)対帝京(東東京)戦の8回表のことである。殊勲打を…
スポーツ
「第67回夏の甲子園」のちの“大魔神・佐々木”に挑んだ無名の公立高校
桑田真澄&清原和博(ともに元・読売など)のPL学園(大阪)“KKコンビ”が最後の夏の甲子園を迎えた1985年第67回選手権大会。この年、創立わずか3年目で甲子園初出場を果たした無名の公立校が快進撃を見せ、大会を盛り上げていた。滋賀県代表の甲…
スポーツ
「第73回夏の甲子園」星陵・松井秀喜が放った「甲子園初アーチ」!
日本プロ野球界では読売ジャイアンツの4番として、その後、MLBではニューヨーク・ヤンキースなどで長距離砲として活躍した松井秀喜。2012年の現役引退後、現在はニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザーを務めているが、13年には計20年の長…
スポーツ
「第91回夏の甲子園」堂林翔太擁する中京大中京を追い詰めた関西学院
09年第91回夏の選手権大会を制覇し、史上最多となる夏の甲子園7回目の優勝を果たした中京大中京(愛知)。決勝戦での日本文理(新潟)との一戦は10‐4で迎えた9回裏2死から相手打線が球史に残る猛反撃を見せ、結果的に辛くも中京大中京が10‐9で…
スポーツ
「第56回夏の甲子園」東海大相模の原貢監督・辰徳選手「親子鷹」の名勝負
先日、プロ野球・東京読売巨人軍の原辰徳監督が監督通算勝利1000勝をマークした。これまですでにセ・リーグ優勝7回、日本一3回を達成しており、すでに“名将”ではあるのだが、そんな原監督が指導者として最も理想像としているのはアマチュア野球界の“…
スポーツ
「第62回夏の甲子園」一大旋風を巻き起こした早稲田実の荒木大輔投手
1980年に開催された夏の選手権第62回大会で、甲子園史上最強のアイドル球児が誕生した。東の名門・早稲田実(当時は東東京。現在は西東京)の1年生エース・荒木大輔(元・ヤクルトなど)である。実は本来、エースは2年生の芳賀誠だったのだが、東東京…
スポーツ
「第55回夏の甲子園」“昭和の怪物”江川卓に日本中が湧き立った!
第101回大会を迎える今年の夏の甲子園。予選では、“令和の怪物”と呼ばれた大船渡(岩手)の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手の動向に大注目が集まった。残念ながら県予選決勝戦で登板を回避、チームも大敗してしまい、甲子園でその勇姿を見ることは叶…
スポーツ
「第95回夏の選手権」前橋育英と常総学院の運命を変えた打球の行方
野球というスポーツの面白さ怖さを語る際によく使われる「あの一球が」という文言。この試合は、まさにたった1球で天国から地獄へ、地獄から天国へと両チームの立場が変わった典型的な試合である。2013年、第95回夏の選手権準々決勝。初出場ながら前橋…
スポーツ
「夏の選手権第100回大会」吉田輝星擁する金足農VS“強力打線”横浜の激闘
昨年開催された夏の選手権第100回記念大会は、史上初となる大阪桐蔭の2度目の春夏連覇達成で幕を閉じた。その偉業は確かに凄いものだが、最も光り輝いていたチームは金足農(秋田)だったのではないだろうか。同校が決勝戦に勝ち上がっていく中での名場面…