スポーツ

大谷翔平と比較された「韓国のイチロー」愛犬写真投稿を仕組んだジャイアンツの狙い

 MLBサンフランシスコ・ジャイアンツが日本時間で12月17日、球団公式インスタグラムを更新。韓国プロ野球のキウム・ヒーローズからの入団を発表した李政厚(イ・ジョンフ)外野手の愛犬を紹介した。

 イ・ジョンフは「韓国のイチロー」の異名を持つスター選手で、昨年はKBOリーグで打率3割4分9厘、23本塁打、113打点という圧倒的な数字をマークし2年連続の首位打者、打点王、さらにMVPを獲得。今季は86試合に出場し打率.318の成績を残した。

 インスタグラムには、ヒザの上に愛犬の「カオ」を乗せ「もう心を奪われているよ」と綴られているが、大谷翔平が今季アメリカンリーグのMVPに選ばれた際のインタビューで愛犬の「デコピン」を可愛がる姿とソックリだったことで、ネット上では「意識しすぎだろ」とツッコミが殺到した。

 スポーツライターが語る。

「大谷が入団したドジャースとジャイアンツは、同地区(アメリカンリーグ西地区)のライバル同士。入団会見では記者から『ショウヘイ・オオタニをライバルとして迎えることについてどう感じるか?』と質問が飛びましたが、イ・ジョンフは『最善を尽くす』と回答。しかし、なぜか通訳が『ノーコメント』と訳したことが物議を醸しました。どうやら球団は、大谷へのライバル心を煽ってイ・ジョンフを売り出したいようですが、さすがに大谷とは格が違う。会見では新背番号が『51』になったこともあり、本人はむしろ本家のイチローを目指しているでしょうね」

 まずは双方の愛犬に注目が集まったが、来季以降、大谷との対戦が楽しみだ。

(ケン高田)

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