スポーツ

合格率たった4%の名門スタンフォード大学に入る佐々木麟太郎「合格基準」に「大谷翔平と菊池雄星」

 大先輩である大谷翔平と菊池雄星を超える快挙だ。

 歴代最多の高校通算本塁打140本をマークした花巻東高校の佐々木麟太郎が、アメリカの名門スタンフォード大学に進学することがわかった。同大学が野球部のSNS公式アカウントで発表した。

 スタンフォード大学は最新の世界大学ランキングで英オックスフォード大学に次ぐ2位の超名門校(日本最高位の東京大学は前年から10ランクアップの29位で、続く京都大学は55位タイ 、東北大学が130位タイ)。

 スタンフォード大学出身者にはタイガー・ウッズや女優シガニー・ウィーバーのほか、Google創業者のセルゲイ・ブリン、Gap創業者のドリス・フィッシャー、NIKEの創業者フィル・ナイトら起業家も多い。輩出したノーベル賞受賞者数は80人を超え、大学別ランキングでは世界7位である。

 授業料は5万ドル以上(日本円で750万円)、寮費食費に1万8000ドル(同250万円)で、大学卒業までの学費は日本円にして4000万円を超えるが、その代わり、卒業生の10年後の平均年収は2100万円と、将来を約束されている。

 さらに佐々木が入学する2024年度からは、親の年収が10万ドルに満たなった場合、次年度の学費が免除となる。

 日本から受験する場合、TOEFL100点以上の語学力と、高校の成績表が「オール5」相応の学力レベルが必要だ。さらにアメリカ留学に必要な学力試験SAT等の成績や英作文、面接、推薦状などを加味して合否が決まる。その合格率は3.95%という超狭き門なのである。

 スタンフォード大学に留学経験のある日本人医師によると、

「アメリカの名門大学はコネ社会。卒業後も同窓生とビジネスライクな付き合いが続きます。だから学生本人が優秀であることが大前提ですが、家柄や親の職業も考慮される。その学生がスタンフォードに入学することで、卒業生にどれだけメリットがあるかも加味されます。スポーツ選手の場合、バスケットボールやアメフト、野球であればドラフト候補生であることが大前提。佐々木選手の場合、本人が将来、メジャー入りが確実視される実力の持ち主である上に、お父上があの大谷選手と菊池選手の指導者ですから、申し分ありません。スタンフォードは花巻東と太いパイプを持ったことになります」

 むろん、世界中のエリート受験生100人中4人しか手にできない合格切符をつかみ取ったのは、佐々木の努力と実力の賜物だ。

「佐々木選手が望めば、現役選手を引退後、大学卒業生がスポーツビジネスに力添えしてくれるでしょう」

 と前出の医師は言う。無責任な外野からすれば、佐々木には大学があるカリフォルニアの空の下でのびのびと野球をしてほしいし、「MLB初の日本人ゼネラルマネージャー」も目指してほしい、などと夢想してしまうのである。

(那須優子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
板野友美とヤクルト・高橋奎二「夏休み家族旅行」動画に怒りと失笑「この時期の休みは不名誉なこと」
2
ピタリ合致!広島ファンがオリックスに贈った「西川龍馬のトリセツ」が大当たり
3
大谷翔平に50本は打たせたくない!デーブ大久保が激白する「外国人心理」と落合流ホームラン
4
大谷翔平の試合を観戦「3600万円の超VIP席」にいた東山紀之社長の「芸能界復帰」プラン
5
誰も監督をやりたがらない!ベルギーリーグ「日本人だらけ軍団」がガッタガタでも存在できるワケ