だが、公私にわたりキラキラと輝く一方で、若きクイーンのふるまいを心配する声も聞こえてくる。スポーツ紙記者が明かす。
「平昌五輪で銅メダルを獲得した女子スキージャンプの高梨沙羅と一緒で、パブリックな場所以外で、ファンから写真撮影を求められても決して応じない(苦笑)。成田美寿々(25)やキム・ハヌル(29)など、ウエルカム派が多い中、『絶対ダメ!』と頑ななまでの拒否派。ブレイク後の高梨はレジェンド・葛西がファンサービスする横を『肖像権』を楯に素通りし、ファンを失望させた。『排除』するにも、場所と言葉を選んで断らないと、一時の高梨のようにバッシングの嵐に見舞われそうで心配です」
愛くるしいルックスとは裏腹なファン対応と肉食交際の関係は定かではないが、周囲が気を揉むのは、女子プロゴルファーにとって恋愛が必ずしもプラスに働かなかったケースが多いからに他ならない。
「最近では鈴木と同期の藤田光里(23)が典型的なパターンです。15年4月、フジサンケイレディスを制して一躍脚光を浴びましたが、それもそのはず、初優勝のパットを沈めるや専属キャディーに駆け寄り、熱い抱擁。前代未聞の熱愛アピール劇でした。それから1カ月後、今度はプロアマ戦中に大げんか。16歳年上の恋人キャディーがLPGAから2週間の職務停止を食らうなど、私生活がそのままプレーにも影響してしまった」(ゴルフ担当記者)
あげく、キャディーとの交際がそのまま成績に直結する事態に師匠の父親が激怒していることまで報じられたが、交際が続く中、16年12月にその父親が急逝。昨季はさんざんな成績で終わったのだった。スポーツライターが話す。
「シード権を失うどころか、最終QT66位。その直前の11月、焼き肉店でスタッフミーティングが開かれ、終了後に藤田の母親とキャディーの2人だけが残り、深刻な面持ちで会談する姿を目撃されてます。『(藤田と)別れてほしい』と告げられたようですね。今季の藤田は1月に持病の左肘を手術したこともあり、前半戦は主催者推薦で5試合ほど出場する予定です」
まさに藤田にとって正念場の年になりそうなだけに、ことのほか、鈴木の恋愛の動向にも注目が集まるのである。