嫌われ芸人という独自のポジションを確立している品川庄司の品川祐。そのあまりもの嫌われぶりが災いして、共演のネプチューン・堀内健がブーイングを受けるというトバッチリに遭った。
5月12日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)では「鋼の品川祐」と題して、品川がどのように番組スタッフや芸人たちから嫌われているかを特集。かつて番組ADにあまりにもひどい態度で接していたため、彼らがディレクターに昇格した現在ではテレビの仕事が激減し、GWには実に14連休というお笑い芸人にあるまじき長いオフを余儀なくされたことなどを暴露された。
ここで品川の味方として登場したインパルスの板倉俊之は、「オレ広めていきたいんすよ、品川さんの良さを!」と熱くアピール。司会の明石家さんまが「言うたれや!閉店シャッター行く前に」と応じると、板倉は番組名物の“閉店シャッター”こと「サバイバルタイム」に出演する若手芸人たちに「全員、品川さんのいいところ言っていく」と促したのである。ここからの展開についてお笑い系のライターが語る。
「ここでさんまが『品川のええところ言うの、参加する人!』と訊ねるも、スタジオにスタンバイしていた若手芸人のひょっこりはんとワタリ119は無言で固まる始末。それを見た品川は『(テレビに映る)チャンス棒に振るほど(オレが)嫌い?』と悲しげな顔を見せていました。しかし本当に悲しかったのは、注目度上昇中のひょっこりはんらを観られなかった視聴者のほうです。そのためこの直後に堀内が『品川のいいトコ言うラップ』を披露したところ、視聴者からは『堀内なんてどうでもいいからひょっこりはんを見せろ!』と、堀内に対しても大ブーイングが上がる有様でした」
確かに堀内のラップは安定のつまらなさだったが、それはいつものことで、普段なら失笑だけで済んだはず。それが今回、今を時めくひょっこりはんや元消防士として話題のワタリ119らがスタンバイしている姿が映し出されたため、堀内がすっかりワリを食ってしまったようだ。
(金田麻有)