このはっちゃけ演技で長澤の評価もうなぎ上りなのだという。
「視聴率こそ2ケタに届いていないが、それでも今年1月の芳根京子主演の『海月姫』が平均6.1%、昨年秋の篠原涼子主演の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?』の平均6.7%を考えれば、ここまで平均8.7%の数字は及第点。ましてや、かつての月9ブランドは完全に失墜し、今や低視聴率女優の汚名を着せられるのを恐れて出演を断るタレントが続出している事情もあって、長澤は局内で救世主扱いです。おまけにフジが製作に携わった『万引き家族』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、あげマン説も飛び交っている。そんな長澤の功績をたたえるように、制作フロアには、長澤を偉人に見立てた一万円札風ポスターが貼られています」(フジ関係者)
コスプレ長澤がフジを救った!?
「すでにドラマはクランクアップしていますが、局内では『さらに過激なコスプレを』と、続編を期待する声が多い。ただし今回のドラマは、人気脚本家が1話完結ながら伏線を張り巡らしたストーリーと長澤のコスプレ変化を掛け合わせ、およそ1年をかけて書き上げた力作だけに、続編の放送は早くても来年になりそうです」(フジ関係者)
肌ツヤよし、長澤の好調ぶりは、ドラマのみならず。公開中の映画「50回目のファーストキス」(東宝)でも妖艶キスシーンを熱演している。映画ライターが解説する。
「長澤が演じるのは、事故の後遺症により、一晩たつとその日の記憶がなくなってしまう女性。相手の男性ツアーガイドを山田孝之(34)が演じています。実話をもとに、04年にアメリカで映画化された恋愛ドラマのリメイクになります」
記憶がなくなっても懲りずに毎日交際を申し出る男に対し、ついに交際を承諾する長澤。その後、夕暮れの浜辺、夜景の見える丘などロケ地ハワイの絶景をバックに2人はさわやかな“ファーストキス”を繰り返す。
「そのたびに長澤は『ファーストキス、最高!』と笑顔を見せますが、最もグッとくるのが、別れのキスの場面。みずからの病気のために相手の負担になることを恐れた長澤が、男に別れを切り出す。その最後のファーストキスが一味違う情熱的なものになるのです」(映画ライター)
さっそく、その場面を再現しよう。
激しいスコールのような雨が降る中、長澤は立ち去ろうとする男の背中に向かって、
「待って!」
と呼び止める。男が振り返ると大粒の雨もかまわず、ズブ濡れになって男に追いすがる。薄手のTシャツの下で長澤の自慢のFカップがゆっさと揺れた。
「最後のファーストキスを‥‥」
と別れのキスを懇願すると、Fカップをバスンと弾ませて男の胸に飛び込むのだ。さらに、それまでのさわやかキスと違い、みずから唇を開いて粘膜をねっとり吸い取るほどの果敢なディープキスをバッチリ決めるのだった。
「長澤まさみと毎日ファーストキスできるのなら男冥利に尽きるというもの。変わった役柄でも説得力を持たせるのは女優としての実力を感じます。本人はボディラインの衰えを気にしているようですが、コスプレからかいま見えるお尻は年齢を感じさせない。ヒップラインが変わらないのは、いい女優の条件です」(小谷氏)
お尻がよければすべてよし! 濡れぬ先こそ露をも厭え。三十路女優たちのさらなる妖艶濡れ場に期待したい。