人気バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)が痛恨のミス? 6月6日の放送で人気絶頂の4人組バンド「ONE OK ROCK」(ワンオクロック)について取り上げたものの、ファンの間から「それは違う」と困惑の声があがっているという。
この日の放送では「説教食らった後 派手な言い間違いされても指摘しづらい説」を検証。フリマアプリのメルカリを「カリメル」、人気モデルのみちょぱを「みちょぺ」といった言い間違いワードを用意し、酒席での説教後に先輩の言い間違いを後輩が指摘できるかどうかを検証してみせた。
そして問題の場面では、飲食業の先輩がワンオクを「ワンオーケーロック」と発音。このシーンには「よくある英語表記の読み間違えパターン」とのナレーションが被せられていた。ここで後輩は好きな曲として「Mighty Long Fall」の曲名をあげるなどワンオクに詳しいことを示しつつ、先輩の言い間違えはあえてスルーという場面を放送したのである。
「この場面には多くのワンオクファンが違和感を感じました。というのも『ワンオーケーロック』を読み間違えと断定するのはバンド側の公式見解と合致していないからです。ワンオクはアメリカやイギリスなどの欧米でも人気が高く、その海外では『ワンオーケーロック』(One Okay Rock)の発音で公式に統一。その理由は、英語では『OK ROCK』を『オクロック(o’clock)』と読ませることに無理があるためで、表記通りの読み方を正式採用しているというわけです」(音楽ライター)
ワンオクファンからは番組に対し「バンドメンバーだってワンオーケーロックって言ってるけど」「これは『言い間違いじゃない説』だな」といった指摘が続出。せっかくの検証企画にケチがついてしまったようだ。
(金田麻有)