日本中を興奮させた指揮官に、巨額のオファーが舞い込んでいるようだ。
サッカー日本代表監督としてロシアW杯を指揮し、“期待を裏切る”ベスト16進出を果たした西野朗氏に対して、中国スーパーリーグから大きなオファーが届けられているという。
グループステージ第3戦のポーランド戦では勇気ある“時間稼ぎ戦術”を敢行し、決勝トーナメント1回戦での強豪ベルギー相手にもいっさいの弱腰采配を見せなかった同氏の実力に、中国の複数クラブが注目。最大で10億円もの年俸を提示しているチームもあるとされ、日本人指揮官としては異例の高額年俸が実現するかもしれない。
「最近の中国スーパーリーグにおけるバブルは一時弾けたようにも思われましたが、今も常軌を逸した“太っ腹経営”は続けられています。あの世界的名手であるクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシにも爆買いオファーを送り続けているぐらいですからね。最近はより契約締結が現実的な日本のJリーグにも目を向けており、ロシアW杯で世界を驚かせた日本代表の舵取りは彼らにとっては格好のターゲットとなったのでしょう」(スポーツライター)
日本代表監督としての実績が認められ、その後に中国スーパーリーグに参戦するという流れは、すでに大学時代の後輩である岡田武史元監督が成し遂げているが、その年俸は約1億5000万円ほどとされており、今回のメガオファーは別格。現段階では噂レベルに過ぎないものの、日本の指揮官が世界へ羽ばたくことはあまり見られないケースなため、今や実力も申し分のない西野氏にはぜひとも大胆なチャレンジの道を選んで頂きたいところだ。
(ジェイコヴ)