“最後の大物独身”と呼ばれるお笑い芸人がいる。その筆頭格が志村けんであるのは言わずもがなで、明石家さんま、今田耕司、ナインティナイン・岡村隆史らがそれに続く。さんま以外は、結婚経験なし。独身のまま生涯を閉じるつもりはないようで、自分なりの婚活はしているそうだ。
岡村の場合は、同期の博多大吉、関西の親友のへびいちご・高橋智、COWCOW・多田健二などから、独身女性を紹介してもらっているというが、それでも成就しないのは、四半世紀を超える芸能生活で目が肥えてしまったからだろうか。つい最近は20代美女との自宅お泊りを女性誌が報じたこともあった。
数多くの“出会い”の中で最も印象深い話は、元女子プロレスラーがお見合い相手だった時だ。
「紹介したのは自身も格闘技経験がある、おやきくんです。彼は以前『タカダ・コーポレーション』というコンビを組んでいました。岡村さんほどの人ともなれば、忍耐強く・礼儀正しい女性がふさわしいのではないかと思い、レスラーの元気美佐恵さんと引き合わせたんです。自分より20センチも背が高い175センチの彼女に驚いた岡村さんは、プロレスに詳しい博多大吉さんを急きょ呼びだして、一緒に飲むことでその場をしのいだそうです」(芸能ライター)
元気は井上京子が創設した団体でチャンピオンにまで上りつめた大型パワーファイター。引退している現在は、東京・飯田橋で「居酒屋ねばーぎぶあっぷ。」を経営している。
そんな岡村の逆バージョンで、男性レスラーと合コンしたのは南海キャンディーズ・しずちゃんだ。
「女芸人が多めの合コンで、相手がプロレスラーだったんですって。テレビで観るような有名どころではなかったそうで、『今度、試合を観にきてよ』と誘われて、足を運んだら、マスクマンで誰が誰だかわからなかったとか(笑)」(前出・芸能ライター)
結果的に岡村もしずちゃんも、未婚のまま。ゴールインは、夢のまた夢のようだ。
(北村ともこ)