日本バドミントン界をリードする桃田賢斗(24)と福島由紀(25)の密会が発覚。これが国家的スポーツ養成施設と言われる味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)内での秘め事とあってはバツが悪い。アスリート男女が絆を深める「夜の合宿所」の実態とは──。
バドミントンの男子シングルス・世界ランク1位(10月11日現在)の桃田と女子ダブルスの世界ランク1位(同)の福島が、NTC内の宿泊施設「アスリートヴィレッジ」で2人きりの逢瀬を楽しんでいたと「週刊新潮」(10月18日号)が報じている。スポーツ紙デスクが話す。
「タイトルの『夜這いシャトル事件』が物語るように、今年5月の強化合宿中、福島は自分の部屋を抜け出し、桃田の部屋にシケこんでいた。発覚したきっかけは、ドーピング検査。早朝6時、検査員が福島の部屋に行くも不在。心配したスタッフが施設内の防犯カメラの映像を確認すると、桃田の部屋にいたことがわかった。桃田の所属先は『話をしていただけ』と説明し、日本バドミントン協会も、2人に口頭で注意するだけの大甘な幕引きでした」
この騒動の3カ月前には、20年東京五輪で金メダルが有力視される柔道73キロ級の橋本壮市(27)が、深夜から明け方にかけて知人をアスリートヴィレッジに招き入れ、厳しい処分を食らっていた。スポーツライターが振り返る。
「この時の『知人』は交際中の女性でした。橋本は強化指定のAランクからBに落とされ、年間最大で240万円の助成金がフイになるばかりか、6カ月間の出入り禁止など、処分は6項目に及びました。NTCのセンター長は柔道界のレジェンド・山下泰裕氏だけに『身内にこそ厳しく』と厳罰が下ったようです」
それに比べると、今回の日本バドミントン協会の対応には疑問が残るようで、
「NTCの関係者からは、『密会は深夜から早朝にかけてで、短時間ではなかったようだ』という声が聞かれた。防犯カメラの映像内容をもとに説明すべきですし、すぐJOCに報告しなかった点も問われるべきです」(スポーツ紙記者)
桃田といえば、16年4月に、違法カジノでの賭博行為が発覚するとともに、飲食店勤務の女性とのハレンチ写真が流出。写真誌カメラマンによれば、
「復帰後は改心した様子で、試合に臨む姿勢はもとより、髪の色や髪形、服装、インタビュー対応など、好青年をうかがわせていたが、女好きは治っていなかった(笑)」