女子フィギュアスケート界に彗星のごとく現れた紀平梨花選手。GPシリーズで2勝し、GPファイナルでのアリーナ・ザギトワ選手との対決にも注目が集まっている。
GPフランス大会終了後、そんな紀平選手に取材陣が、GPファイナルへの対策を尋ねたという。
「紀平選手は、時差を考えて4日前に現地入りすること、現地入り後は、23時には就寝して8時起床にすること、試合時間が午後6時以降なら昼寝もして体調を整えること、と答えていました。GPシリーズを戦ってみて、やはり時差を身にしみて感じたのでしょう。睡眠はスタミナや判断力、筋肉の緊張などに密接に関わりますから、アスリートとして当然のコメントです」(スポーツライター)
実際、GPファイナルのため、日本選手団は12月2日に現地入りして練習を開始した。試合の行われるバンクーバーと日本の時差は17時間。国際試合では不可避な時差や、時差で乱れてしまう睡眠は、選手にとって練習することと同様に対策をすべき大事な要素のようである。
(芝公子)